『ありふれた日々の記憶』ジョーカー×アルフレッド+エクシード

『…やはり哀しみがあったか。
どうしても消せないトラウマだか……エクシード?』

『ッ…アルフレッド…そんな表情しないでっ……』

何だかアルフレッドが言っているように聞こえて思わずディストピアを力強く抱きしめてしまった
アルフレッド側はというとディストピアが哀しみを取り少しは楽になった表情をしていた。

『エクシード…我は大丈夫だから…そんな表情を………』

『私の事でもう君がそんな表情をするのは嫌なんだっ!!
ッ………ダークはどうやって君を毎日笑顔にしていたんだい…私は…君を笑わせる事すら出来なくて………』

ディストピアが困っている…そうだよね…君はアルフレッドであってアルフレッドじゃない存在だから悩むよね…

『気持ちは分かるけど、エクシード…私達が望んでいる事は何だったのか…今一度考えた方が良いと…………』

『エクシードっ!もういい加減にしてくれ!
我は大丈夫だが光のアルフレッドの気持ちにもなってあげてくれないか!』

今まで大人しくしていたディストピアがガチギレをした…
アルフレッドに似てキレたら手に負えないのは分かっているけど……………

『ディストピアも落ち着い……………』

『ジョーカーだって薄々気付いていたのだろう?!光のアルフレッドの気持ちに!!何故エクシードに任せた?お前では駄目なのか?
エクシードッ………アルフレッドじゃなきゃ駄目なのか…………
我じゃ………ッ!!違う…………あっ……す、すまない………』

私が何か言おうとした瞬間にディストピアは驚いたような焦ったような泣きそうな表情をした後ぐちゃぐちゃな表情をして勢いよく出て行ってしまった…

『私じゃ駄目な訳………チッ………分かってるクセに…コレだからアルフレッド族は………エクシード!ディストピアを頼んだよーアルフレッドは私が何とかするから。』
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