『ありふれた日々の記憶』ジョーカー×アルフレッド+エクシード

驚いたアルフレッドが私を見つめた
目が合いクスッと笑ってアイツがしたかった事を彼にしてあげている。
私はエクシードがら出来た存在だから彼を良く知っている
寂しい時に良く笑う事や悲しいことがあると酒に逃げて明日を迎える事とか………
良くディストピアを見るとアルフレッドにもやっぱり私が支えきれなかった"哀しみ"があった事が分かった…………。

『大丈夫…今は君と私しか居ない………アルフレッド………』

ずっと私を見つめていた彼が涙を溜めて元の髪色と長さに戻った…
ダークによるとアルフレッドは感情が抑えきれない時にホーリーセイバーの髪型と髪色に髪が変わってしまう時があるらしいから見たときは驚かないでそして…………

『お慕いしております………我が王アルフレッド様。』

優しくギューッと抱きしめてあげてくれ…と言われたからね
仕方ないな…ディストピアもアルフレッドも私達エクシード系が居ないと駄目なんだから…困った王様だね…うん。

『…あぁ、我もお前を…………ッ……ダメだ………違う…違うんだ…お前にはもうディストピアやギルトが…………キャッ?』

『…私だって男なんだよ?君は…本当優しいんだから…
今見えるのは誰だい?ほらちゃんと見てみてよ?』

顔を近づけてアルフレッドに近づけるとアルフレッドは目をパチパチしながら私を見て笑った…

『ハハハッ………だな………分かっていたよ………
せめて酔っている間だけでもエクシードを彼を感じていたかったんだ…ありがとう…ジョーカー…。』

腕で顔を隠しながら私に押し倒されたアルフレッドが泣きながら笑っていた
声は震えていて笑っていて欲しかったのに…
ねぇ?私もエクシードなんだよ?君の知る………エクシードなんだけど?
所詮は作り物ではアナタの心を埋めることは出来ないのかな?ズキッと心が傷んだ気がした………痛い………。
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