『過ぎてしまった時間を互いに後悔しながら…』闇エクシード×アルフレッド

『…またワガママが聞くのであれば、エクシード小生に…いや、我に付き合って欲しい。』

ワザと一人称を王時代の時にしたのはきっと私への配慮だろうか?
いいや、深くは考えないでおこう………どうせ夢に近い空間だから…と思いながらクスッと笑いながら私は答えた。

『いいよ、仕方ない王様だからね?君は…』

夕日がゆっくりと沈んでいく中彼の姿が茜色に照らされてまるで………………

『あぁ…ありがとう!!小生のワガママに付き合ってくれて!!』

太陽みたいだった…………
キラキラしていて暖かくて眩しい存在で………

そして私達はこの日を終わらしてまた前に進む
彼と何でも無い関係に戻り普通の日を暮らすのだ…………
過ぎてしまった時間を互いに後悔しながら
私達はもう前を向いて進むしかないけどたまになら
戻っても良いよね?

−−−−お互いが一番大切にしていたあの時に…………

END
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