『ち、違うくは…無いが…………』

困った表情をしながら照れ始めたアルフレッドに俺は突然深いキスを大胆にしてやった…
アルフレッドは驚いた表情をした後嬉しそうな顔をしてそして何かを諦めた表情になり涙を流して俺のキスを受け入れていた…

『ッ………も、もういいんだ…エクシード………小生とお前は…んんっ!!?』

『っはッ！…諦めないで欲しいな？まだ私を追いかけてきて欲しい!!長年私が追いかけたように！』

『…ッ…追いかけていいのか？お前を忘れなくて………』

『いいよ…諦めな………『うん！いいよ…諦めないで？ずっとずっと私を思えばいいんだよ…』

なんちゃってエクシードを真似ていたらまさかの本人が現れまだ夢うつつの中にいるアルフレッドの言葉に答えた…
やべっ…ば、バレた!!

『エクシード…が…二人？』

『アルフレッド…君は夢を見ているんだよ？』

『ゆめぇ？』

『そう、夢…大丈夫…ゆっくり目を閉じて………』

『やらぁっ…エクシードッ………小生を………夢ならっ…もっともっと小生と………』

『仕方ないなぁ…今日はずっと居てやるから…
安心して寝ろ…馬鹿王がっ…』

『…うんっ…………よかっ……たぁっ…………約そ……く……』

エクシードがアルフレッドに約束をするとアルフレッドは子供みたいに泣き笑いをして喜んで気絶をするように眠った…
凄い…あのアルフレッドが一発で寝た…!!!

『さてと…どうしてグレーさんが私に変身しているんだい？』

『あーバレたか？悪ぃ…アルフレッドが辛そうだったからよー』

理由を話したらエクシードは分かってくれて許してくれた
良かったぜ！

『その…私の代わりにアルフレッドを宥めてくれて………』

『いや、やっぱ本物じゃなきゃダメだったみたいだぜ？』

『え？』

エクシードが慌ててアルフレッドを見るとアルフレッドはベッドに寝てるのだがエクシードの手を握りしめたまま寝ていた…
無意識なんだろうかアルフレッドを見ながら今までにない優しい笑顔をエクシードはしていた。