−−−アルフレッドSide

夢うつつの世界で小生は迷っていたふと鮮やかな勿忘草色の髪色をしている青年が見えた。

『良かった!!人が居たんだな？小生はアルフレッドと言う者なんだが…………お前は………………』

その青年はゆっくりと小生の方に向いて表情や目の色を見て驚いた………
まるでエクシードと小生に似たような雰囲気で………………
不思議な空間だった。

『君は…そうか…小生の所まで来てしまったんだね？』

口調がエクシードに似ていて…でも表情は切なくだが笑っていて…
まるで"何かを我慢して気持ちを押し殺している"ようだった…

『お前は…誰なんだ？』

『小生かい？小生は……ナイトトラップトインザパースト・アルフレッドギルトだ。』

え？名前長いな…???
直訳すると…過去に囚われし騎士　罪悪感のアルフレッド？
アルフレッド？小生なのか？この青年も……………

『小生は君の中のエクシードに対する罪悪感から生まれたんだ…
エクシード…すまない…君に想いを伝えれなかったから…
小生は…。』

目を閉じながらギルトは切なくエクシードを呼んで謝罪を繰り返していた
その姿は正に小生そのもので見ていて辛かった。

『大丈夫…君のその気持ちは小生が預かってあげるから…
半分だけ貰っていくよ?そう、痛み分けだ。』

その青年はそう言って小生の胸に手を当てて何かを持って行った
不思議と気持ちが少しだけ楽になりモヤモヤが消えた。

『過ぎ去った綺麗な過去は戻らないけど…
彼も小生も確かに友でありそして互いを想い合った仲だ…
大丈夫…また分かり合えるさ…頑張って!!』

穏やかな表情で優しくニコッと笑ってギルトは小生を応援してくれた…
じゃあ…ギルトは？お前はどうなるんだ？

『じゃあ…ギルト…お前はどうなるんだ？』