『誰のモノでもない君を私は愛する』闇エクシード✕アルフレッド

『過ぎった時は戻せない、放った言葉は戻せないかもしれないが…今なら…未来なら変えることが出来るからっ…
もう、あの時に戻るな!!』

夢みたいな状態が今私の前で起きていて全てが奇跡のような感じだった…

『前に進も…………いや、アルフレッド…
私はやっぱりあの時を忘れれないんだよ…』

『忘れろなど言っていない!!
その辛い現実ごとお前を…………』

『…ありがとう、少しでもいい夢を見れたよ
私は君が誰のモノでも本当に無かったら…
" "…ずっと君を…。』

聞こえない思いを彼に何度も伝える
前に進めなくて良いんだ…私は君をあの時の君を…


−−−−数時間後

『エクシード、本当にもう良いのか?』

『うん、今からジョーカーとグレーさんが来るんだよね?私の時間は終わ…アルフレッド?』

私の時間が終わりを告げかけた瞬間アルフレッドに私は力強く抱きしめられた…

『…何と言えばお前に伝わるか分からないが、今日で分かった…エクシード、我も…いや、小生も…………』

『嫌っ…言わないでっ…お願い…私を…失った後悔でずっとずっと思っていて…忘れないで………私も君を………』

時が進む音が聞こえる…そう私の時間が終わったのだ。
彼から離れて流していた涙を拭き歩き始める…
どれだけ嘆いても互いが過ごしたあの時には戻れないのだ。

『さようなら…アルフレッド、また時間が合えばまたこういう時間を過ごそうね。
大好きだったよ…私の愛おしいアルフレッド。』

『ッ…エクシードっ!』

彼が私を止めようとしたが私は後ろを向かず前を向いて歩き出す戻らない時を互いに後悔しながら自分の部屋に戻った瞬間枯れきった筈の涙が流れ出した…

『ッ…アルフレッドっ!アルフレッド…ごめんなさいっ…
どうしても君を…私は…』
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