『愛に似た愛憎をアナタに…』エクシード×アルフレッド

『いくらグレーさんでも私を止める事は許されないからね?』

グレーが来てくれて安心した気持ちが強くて小生は気を失った…。


−−−グレー(セラス)side

ディストピアに頼まれエクシードを探していたらふとアルフレッドの小刀をアルフレッドの部屋の窓の下の芝生で見つけ何かあったと察した…この小刀はアルフレッドが唯一心の中を魂で移動する手段として腰にいつも付けていたはず
何故こんな所に…?
とりあえず落としたのであればついでにと部屋に向かった
ここだと思い部屋の前に立った瞬間
とてつもない闇の気配がした
俺はなにかあったのか?と
焦りながらドアを壊し中に入った。
すると目に見える光景に唖然とした…
アルフレッドの足と手が一本づつありえない方向へ曲がり
全身がボロボロになっていた
後ろ姿だけだが俺はその人物が誰かが分かった
アルフレッドの唯一無二の友エクシード…お前、そんな性格だったか?
混乱する頭を落ち着かせながら俺はエクシードを止めた
な、なんだ?
このエクシードは?普段と違い目付きが悪く目にはハイライトが無く表情が険しいままで…
そのままエクシードを見ていたらアルフレッドが痛みで気を失ったのか声がしなくなった。

『…何でこんな事をしているんだ?』

『グレーさんには関係な………『答えろ!!じゃないとお前に俺は何するか分からねぇぞ?』

まさかここまで見られてもしらを切るつもりか?そうはさせないようにアルフレッドからエクシードを離しアルフレッドをベッドに寝かせた…
リバーストリガーのレプリカを持ちアルフレッドの折り曲がった足と手に放つ。

『アルフレッド…痛かったよな…もう、大丈夫だ。
"お前の足と手は折れている、治らないだろう"。』

リバーストリガーは"星骸"の能力の反転をベースに作られていて銃なんだが放つ前に
《言った言葉と逆の事が対象に発動する》ようになっている
本来レプリカではない方を
星骸の王ブランドリンガーが持っているのだが俺がデータから取り今はレプリカとして持っている。

『ッ…はぁっ……………』

アルフレッドは一瞬眉間にシワを寄せて痛がったがすぐに穏やかな表情に戻った。
コレで安心だな…

『後は…"困惑"と"恐怖"のこの感情を…エクシード?!
な、何をするんだ!』

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