『愛に似た愛憎をアナタに…』エクシード×アルフレッド

アルフレッドside

先程まで話していたエクシードが急に雰囲気が変わり小生の知るエクシードでは無かった…
目付きが悪く口調が荒く闇が周りに纏って……………

『私はずっと君がそんな態度なのが許せなかったんだ!
いい加減気付きたまえ!!』

そして凄く小生に対して攻撃的なのだ
とりあえず落ち着かせないと、ダークの事を話したからなのか?なら別の…と考えて居たら急にエクシードが立ち小生の腕を掴んで小生を睨みつけてきた。
相当怒っている?過去の記憶の中にある彼はいつも笑顔でこんな事では簡単に怒りを露わにしない筈…

『ハハハッ…す、すまないな…努力して直すからゆる…ッ…
グハッ!!!エ、エクシードッ…重いから…』

思わず癖で空笑いをしてしまい、ハッ!と焦りながら腕を開放してもらうのを忘れてしまったせいで気が緩みその瞬間に視界が回転した驚きながら状況を把握しようとした瞬間
エクシードが小生の腹の上に乗り思わず焦る。

『君は本当…私だと無抵抗だよね?』

『だって…小生とエクシードは…唯一無二の…ッ…んぐっ…
息…ッ…………は、離し………』

瞬時エクシードが小生の首を両手で締め始めて小生は力無くエクシードの両腕を両手で握って抵抗するしか無かった…
初めて暴力的な事をされてまだ頭の中が混乱をしているがそれよりも…………

『そう、いつだって君はそうだった!何かある度に空笑いしてさっ!あの時だってそうだった!…許せない…許せない…』

あの…時?どの時だ?消えそうになる意識を必死に保たせる
エクシードの言うあの時が分からないまま悩んでいたら次にエクシードは首を締めていたのを離して
小生の腕に手錠をかけた
更に小生は焦りが増して唯一自由な足をバタつかせた。


『ゲホッ…エクシードッ…は、外し…ぐっ…
うぐっ…や、止めな…ざ゛っ!!』

そのままエクシードは小生の片方の足を片手で握りながらもう片方の手で腹を殴りだした…
今日はエクシード以外は夜まで誰も来ない
このままでは小生が気を失っていつ目覚めるか…………
色々考えて居たら急にエクシードが小生の足を片方勢いよくボキッと音が鳴るくらいありえない方向へ曲げ折った…

『い゛ぁぁぁぁぁぁ!!』

『あーあ…折れたね?でも、君は人じゃないから大丈夫だよね?へぇ…コレでも泣かないんだ?流石は王だね?今は代表かぁー』

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