『極光の長と影の英雄』ダーク×セラス

『ダーク…この間はごめん…君の気持ちを…………』

『ん?あぁ…気にしてねぇよ?こっちこそディストピアを奪ったような感じにしてすまねぇな!』

『…………?』
(ダークの周りにアルフレッドとは違う…コレは闇?
誰の?)

『それよりさ、俺アルフレッドに次羊羹手作りでプレゼントしたいんだけどー味見して…って!オイっ!!グレー!!急に出てきて食うなよ!』

『んー?別に良いじゃねぇか?うん!うめぇな!良かったら俺にも…』

『セラスには作るがお前には作る理由がねぇから作らねぇよっ!』

『…!!』
(もしかして…グレーさんがダークを助けてくれたのかな?闇が同じ………………)

『んだよーセラスには作るのかよー残念だわ!羨ましいなーセラスが!』
(まぁ…セラス時に食べたらいっか…仕方ねぇなー照れ屋さんめ…かわいい奴…)

『セ…セラスは…俺を…助けてくれたからな…』

『助けてくれた?セラスさんが?』

『ん?あぁ…あの後に偶然出会ったんだけどさ…綺麗な女の人だなぁって見てたらさ話しかけてくれてよー優しくてさ…いつかお礼しないとなー』

『……………。』
(ダーク!マジか!あの時のキョトン顔はセラス時の俺の顔を見て綺麗だと…………は、恥ずかしい…………。)


『そ、そうなんだ…』

『セラスが暫く膝枕してくれてさ…居心地良くて寝てしまってよー起きたらお前達に感じていた気持ちが無くなってたんだよなーセラスは名前の通りホワイトで白いんだなー』

『…!!!!!』
(わーっ!止めてくれーダーク!お前何でセラス居ないからってそんな自慢してんだよ!俺が居るんだぞ!あぁっ!
んなかわいい顔しやがって!!)

『え?でも、ダークの周りにはセラスさんの闇じゃなくてグレーさんの……………むぐっ!』

『ん?え?コレはセラスの闇だぜ?なぁ?グレーは分かるよな?姉弟なんだからさー』

『あ、あぁ!!分かるぜ!!それはセラスの闇だ!セラスは訳あって闇しか持ってねぇからな!』

『良かったぜ!だよなーセラスの闇…何故か温かいんだよな…ソウルセイバー母さんぐらいの光くらい暖けえ………』

『…ソウルセイバーは光じゃねぇかよ…アハハ!!』

『…………………………。』
(本当にあの闇はセラスさんの闇なのだろうか?
ダーク…君は…………)
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