『あっ…いやっ…な、情けねぇ所見せちまったな…悪ぃ…見ないで…ッ…セ…セラス？』

見られていたなと分かって笑って俺は誤魔化して去ろうとしたすると噴水にセラスが座ったと思った瞬間膝枕をされて頭を撫でられた
心が弱っていた俺はうっとりしてしまい抵抗出来なくなっていた…
やべぇ…居心地が…………良すぎる……………。

『今だけは…甘えて良いんだぞ…大丈夫だ…お前の哀しみは私が………………』

優しく笑うセラスが俺の額に手をかざした
瞬時苦しいのが消え意識が遠のく。

『…アルフレッドッ…俺は…………』


−−−−セラスSide

最近ディストピアがシャドウパラディンに遊びに行っていると聞いたから試しに行ってみたら何故か涙を流して泣いていたブラスター・ダークが居た
元シャドウパラディンの王が何故こんな所に…？
気になり色々聞こうと思ったが感情を押し殺したままで"哀"と"怒"の感情がぐるぐると回って見えた…あぁ…何かあったな？
仕方ない普段はしないが特別に膝枕をして気持ちを楽にさせてやろう！
そうしたら先程まで回って見えた感情が消えブラスター・ダークの表情が安心し和らいだ表情になり涙を流してアルフレッドの名を呼んで気を失った…

『アイツも罪な男だな……………』

そのまま私は男性姿になりブラスター・ダークをお姫様抱っこし部屋へ向かった。
部屋に入ろうとした瞬間勢いよくドアが開きビックリして少し条件反射でブラスター・ダークを抱きしめたまま後ろにさがってしまった！

『ダーク！ゴメンよ！君の気持ちも分からずに…………グレーさん？』

『エクシードか？何で居るんだ？ってディストピアと来ていたのか？』

部屋の中を見るとエクシードとディストピアが居た…
ああ…大体予想ついたわ…なる程な!!
俺はブラスター・ダークをベッドに寝かせ近くに座り頭を撫で続けた可愛く寝ているブラスター・ダークは俺から見るとやはり年下の男の子で…

『グレー様も来ていたのですか？しかし、何故…？』

『シャドウパラディンには好奇心で来ただけだ…
それより…エクシード？』