『極光の長と影の英雄』ダーク×セラス

『ダークよ、今日はアーリーの元に行かなくても良いのか?』

『ん?あぁ…後で行こうかな?とは考えて…………』

ふとディストピアを見てみたすると表情が優しく笑っているようてどこか寂しげな表情をしていた…
何でそんな顔すんだよ…お前にはエクシードが居るじゃねぇか…
急に来たモヤモヤが何故か嫌な気持ちを募らせて俺は二人を置いて外に飛び出した…

『ッ…!!分かってんだよ!俺よりも先にエクシードの方がアルフレッドを知っていて……』

ディストピアをアルフレッドに重ねる自分自身に腹が立つし何より兄であるエクシードが自分の愛おしい人の闇を受け止めて助けて光になっているのが駄目なことだとしてもヤキモチを妬いてしまう
泣きそうになる気持ちを抑えて中庭の噴水の場所に座る…

『アルフレッドはジョーカーと会ってるし、アルフレッドアーリーは色々と忙しいから会えねぇんだよ!』

イライラが止まらない
でも、二人とも悪くない…
何故か涙を流して泣いていた………

『ッ…ダメだ…あの二人は…』

『ブラスター・ダーク様?ですよね?』

頭を下げて泣いていた俺に偶然通りかかった………誰だ?
凄く綺麗な女だな…警官?そう言えばブラントゲートに極光戦姫という女性警官があったな?

『あぁ…そうだけど…?』

『良かった、合っていました!!
私はブラントゲートの国家出身の極光戦姫の指揮官を務めていますセラス・ホワイトと申します。』

セラスは俺に対して頭を深々と下げて挨拶をしてきた
すげぇ常識ある人だわ…
流石に俺も失礼だと感じたから涙を拭いて挨拶を仕返した。

『もう知っていると思うが俺はブラスター・ダーク、元シャドウパラディンの王だ。』

こっちも頭を下げて挨拶をしたらセラスは笑顔を保ったままお礼を伝えてきた。

『挨拶ありがとうございます、私情事で大変ご無礼を承知で伺いますが…先程何だか元気が無かったように見られましたが…大丈夫ですか?』

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