『真夏の海で君と…………』グレー(セラス)×アルフレッド

初めて見る景色だった3000年生きてきて初めて…………
あぁ…こんなにも世界は輝いていたんだなと思わず苦笑しながらアルフレッドと笑い合った。

『コレからもアルフレッドを見ていきたい…アルフレッドが見ている世界を俺も見ていきたい。』

そう俺が伝えるとアルフレッドはニコッと笑いながら応える。

『あぁ!!小生といっぱいこの世界を見ていこう!大丈夫だ!!小生もグレーも一人じゃないからな!』

二人の歩いた足跡が砂浜に付いている…そうだ俺はもう…

『一人じゃないんだな…』

アルフレッド達には聞こえないように囁いた声はさざ波に消されるようにして夏の海へと消えた。


−−あぁ…幸せと言うのはこういう事なんだな。

End
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