『唯一無二の友から恋人になりたくて…』エクシード×ディストピア

ディストピアSide

身体が暑くなって…意識が無くなり夢を見ていた
あぁ…いつもの夢だ、お前をあの時止めれなかった後悔の…同じだそうだここでお前を止めることが出来なくて………
景色が変わり暴走状態のジョーカーにエクシードが変わる…
ッ………また我はお前を護れ………そう思った瞬間光が射し込み周りが明るくなった再び目を開けると優しい表情をしたエクシードが…

『アルフレッド!!君が護ってくれたんだね!ありがとう!!
流石は私の唯一無二の友だ!!信じてたよ!!』

あぁ…やっと…やっと…お前を我は護れたんだな……良かった…
流せない嬉し涙を夢の中で流したずっとずっとお前を護りたかったんだ
暖かい光が我を包み込むそれはまるで我にとって
正しくメサイア(救世主)のような暖かい光だった。
再び目を閉じ開けるとそこには髪が少しだけ伸びたエクシードがいた…
思わず驚いたエクシードは顔を横に向け照れていた
まさか…彼は我と………いや、ホーリーと似たような力を持ったのか?
まだ暖かい感じが残ったまま余韻に浸っているとエクシードが顔を赤くしたまま我に伝えてきた…

『えっ…と…ディストピアさん…お話があるのだけど…大丈夫?』

優しい声色と優しい表情でエクシードは我の顔を見つめながら問いかけてきた。

『だ、大丈夫だが?』

我がそう伝えるとエクシードはニコッと笑ってギュッと両手を優しく握ってきた…
少し戸惑ったが彼が笑顔で隠した感情が見えた…
"不安"?何故彼が不安を考えているんだろうか?

『デ、ディストピアさん?』

『…!!す、すまない。』

我がエクシードの声に気付くと不安が更に大きくなり見えた
かなり霧がかっているな。

『君は私エクシードの唯一無二の友アルフレッドのデータから作られし存在なんだよね?』

『あぁ…そうだ。』

いつになく声が明るくないエクシードが投げかけてきた質問を我は答える
我にしてあげれる事ならしてあげたかった
あぁ…何故我は…アルフレッドでは無いのだろう…
アルフレッドなら…

『じゃあ…私との関係は唯一無二の友として認識しているんだね?』

『そうだな…生涯唯一無二の友はエクシードと……………わぁっ………エ、エクシード?』

説明をしている最中に急にエクシードが我を押し倒し思わずエクシードも倒れたから無意識に力強く抱きしめて彼を護る形で転がってしまった。
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