『唯一無二の友から恋人になりたくて…』エクシード×ディストピア

-----------------エクシードSide

彼と海に行き綺麗な快晴の中気持ちよさに感動して
彼もと誘ったら頑張って来たのは良いけど様子が可笑しくて
フラッと倒れかけたから必死に支えた…
目は閉じてたけど表情は笑っていてあぁ…彼は正しくアルフレッドなんだなと感じた。
後…アルフレッドというのを忘れていた…………
君…確か暑さに弱かったんだね………しまった……
頑張って彼を近くに敷いたシートの上に寝かせ地面にパラソルを刺してタオルを濡らして額に乗せた。

『痩我慢する所もやっぱりアルフレッドなんだね?
グレーさん凄いなぁ…』

グレーさんの素晴らしさを私は体感した
何故なら彼は記憶の中にあるアルフレッドそのモノに近いからだ。
でも、私は昨日から彼に対する気持ちが少しだけ変わっていた…

『エクシード……………ッ…………行かないで…………』

そう、彼が寂しい声を出すと切なくなるのだ
私は彼の手をギュッと両手で握りしめ応える。

『大丈夫だよ、アルフレッド…
私はずっと君の側に居るから…』

そう伝えて再びメサイアニックになり私の光を彼に与える…
君が助かるなら何度でも私は助けに行くよ!
もう、失いたくないから!!

『…やっと…………護れた………』

彼の目の下が赤く痕が付いた…
相当泣いたのだろうでも、嬉しそうな表情もしていたからちゃんと夢の中の私は彼に笑顔で助かった喜びを分かちあったのだろう…良かった。

『ありがとう…また私を…救ってくれて。
君が私を助けてくれたから私は………
" "てるよ、アルフレッド…。』

あぁ…私は彼を救うのと同時にきっと…………

『…ハッ!!エクシード!!海は…………』

『海かい?それならまた夜で良いじゃないか!!あ~ちょっと店の片付けでもしようかなー』

瞬時彼が勢いよく目を開けたから私も手を思わず離して横を向いてしまった
ドキドキドキドキ…彼にこの音が聞こえてないか先程の独り言は聞こえてないか?
頭の中でグルグルと言葉が回りずっと私は焦っていた…

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