『悪に染まった英雄と光の王』ジョーカー&アルフレッド

エクシードが剣をしまうとホーリーセイバー姿のままのアルフレッドが大剣をしまい私の身体をギュッと抱きしめた…

『ジョーカー無事でよかった…』

『アルフレッド…』

『約束したじゃないかエクシード…もう小生の側から離れないと……お願い………もう……居なくならないで………』

『ごめんよ!アルフレッド!!私が…私が悪かった!!君を…信じてあげれなくて…』

自然と言葉と涙が溢れた何で私は…今泣いているんだろう?
何で…何で…?
泣きながらも笑ってくれているアルフレッドを見て安心した
あぁ…私はきっと…自分自身が許せなかったんだ…
誰かに大丈夫と…言われたかったんだ…

『お前は悪くないんだ…そう、誰も悪く無い…
ありがとう…ずっと我を小生を支えてくれて…
例えお前がエクシードの闇から出来た存在でも
小生には大切な友に代わりは…………』

『…アルフレッド、ありがとう
私こそ感謝を伝えたい気持ちだよ!!
フフッ…グレー様が気になる気持ちが分かった気がするよ…
また会いに来るね!!またね、アルフレッド。』

唇に触れるか触れないかの状態でキスをした………
初めてのキスだった。
驚いたアルフレッドは記憶の中にあるアルフレッドそのもので懐かしい感じかしたのと悪い事をしているけど幸せな気持ちを感じながら笑顔でアルフレッドにサヨナラを伝えた。

『セラス様の大切な人にキスしちゃったな〜フフッ…悪い事をしーちゃった!』

今までアルフレッドを思うとモヤモヤグチャグチャしていのにこの日はずっとアルフレッドを思いながら良い気持ちで過ごした。

『アルフレッド…私…もう少し自分を知って君を信じてあげれるようになって…この気持ちに嘘が無いようになったら…もう一度友に…なってくれるかい?』

セラス様の研究所前で聞こえないように呟く
良いんだ誰にも聞こえなくて
今は私だけ知っていれば良いから………。

−−−End
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