「さてと…まずはこの暑さの原因を探し出さないとな」

「ふふふ…アニキ！原因なんて分かってるじゃないですかい！」

あれからウタオルの中を見回っていたデイタ達。
ドヤ顔を決めるラッスターを警戒するデイタ。
ラッスターがドヤ顔をする時は大抵悪い事が起こるからである。

「この！太陽が原因ですぜい！」

「「………。」」

一同沈黙。
デイタ達の反応を見て？マークが頭に浮かぶラッスター。

「じゃあ、太陽ぶっ壊そっか」

「え？！ツルギ太陽壊せるんですかい？！」

「おいおいおい！それは駄目だ！やめろ！」

冗談で太陽目掛けて手をかざすツルギを慌てて止めるデイタ。
そんな光景を呆れた表情で見るカヌヤ。

「…この暑さは自然現象とは考えにくい」

「へっ？そうなんですかい？」

「あぁ。どこぞの性格が歪んだ奴の仕業だろ」

「まさか…」

同じ人物を想像したデイタ達は顔を見合わせる。