猛暑の原因
―風の民の住処、ウィード―
「…ここにいない」
「…ここにもいねぇのか…」
ワープ装置であちこち探し回っていたデイタ達はまたハズレで疲れきっていた。
風の民の長、カザは興味なさそうに空を見上げながらぷかぷか浮いている。
「こらー!ウィレー!!待たんかい!!」
「やだ!シェイに近づいたら雑草の臭いがうつる!」
「うつるか、ボケ!」
イタズラをして逃げ回るウィレーを追いかけるシェイ。
追いつかれそうになったウィレーはカヌヤの後ろに隠れる。
「カヌたんは変態雑草とは違ってクールないい匂いがする…そして、体が冷たいいっ!」
「お客さんに何しょんや!やめんかい!」
カヌヤにセクハラするウィレーをしばいて引っぺがすシェイ。
疲れきっているカヌヤは反応すらしていない。
「…ジュラアも面白いことをする」
「面白くないだろ…下手したら死人も出てるかもしれねぇんだぜ」
「…デイタ。いつもこんなに暑いところってどこ?」
「…はい?」
「死人が出る程暑いところ…普段のタイルターにもある」
「…!そうか、そこにいるんだな!」
「どうかな?」
不敵な笑みを浮かべてこの場から消えるカザ。
手ががりを見つけたデイタ達はワープ装置を使いその場所へと向かう。
「…ここにいない」
「…ここにもいねぇのか…」
ワープ装置であちこち探し回っていたデイタ達はまたハズレで疲れきっていた。
風の民の長、カザは興味なさそうに空を見上げながらぷかぷか浮いている。
「こらー!ウィレー!!待たんかい!!」
「やだ!シェイに近づいたら雑草の臭いがうつる!」
「うつるか、ボケ!」
イタズラをして逃げ回るウィレーを追いかけるシェイ。
追いつかれそうになったウィレーはカヌヤの後ろに隠れる。
「カヌたんは変態雑草とは違ってクールないい匂いがする…そして、体が冷たいいっ!」
「お客さんに何しょんや!やめんかい!」
カヌヤにセクハラするウィレーをしばいて引っぺがすシェイ。
疲れきっているカヌヤは反応すらしていない。
「…ジュラアも面白いことをする」
「面白くないだろ…下手したら死人も出てるかもしれねぇんだぜ」
「…デイタ。いつもこんなに暑いところってどこ?」
「…はい?」
「死人が出る程暑いところ…普段のタイルターにもある」
「…!そうか、そこにいるんだな!」
「どうかな?」
不敵な笑みを浮かべてこの場から消えるカザ。
手ががりを見つけたデイタ達はワープ装置を使いその場所へと向かう。