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「ちょっと！どういうつもりさ！！」

「おお。来たか、ツノヤ。前よりは元気になったみたいで良かっ」

「ふざけんなよ！お前…ツルギにあんな危ないことさせて何がしたいの？」

場面が変わり、再び戦闘狂はファボの前に現れた。
今回は珍しく感情的になっている。

「元気元気！にしし！

どうだ？ツルギの手料理は心に染みるだろ？一緒に暮らしたくなっただろ」

「何その誇らしげな顔。殺す」

薙刀を振りかざす戦闘狂。

「…あの時、主の目は真っ直ぐで綺麗な目をしていた。」

戦闘狂の攻撃をかわしながら話始めるファボ。
戦闘狂は攻撃をやめない。

「しかし…今の主の目は光を失い、心も消えかけているではないか。

何があったのかは興味ないが、今のままではツルギが悲しむぞ」

「うるさい！もう関係ないんだ…

あの時に関係を切ったんだ！ツルギとオレはもう関係ない！僕はただ強さを求めて戦い続けるだけだ！！」

「…ツノヤ。」

「タイルター一の最強のお前を倒してオレが最強になる！ラグーも倒してオレがこの世界の支配者になるんだ！」

「…主は支配者という柄ではないぞ。これ以上自分を苦しめるでは、ない！」

「かはっ…」

「…どうしたら主の心は戻ってくるのだ……」

気絶したツノヤを担ぎ、邸から出るファボ。

ファボ…アンタは今までずっと戦闘狂を救おうとしていたんだな…

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