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究極×音速GS(しゃそにGUN’s Service)

「……あのう、シャドウさん……でしょうか。私……依頼した者ですが……」

背後から物腰低く話しかけてくる老人の声に、二人は振り返る

「……案内を頼む。」
 一礼するシャドウに頷き、老人は前へ立った。

 やがてたどり着いたのは、木造建築の古びた学校。
夕日に染まる校舎の中は、軋むように静まり返っていた。

「……ここが、例の学校か。」
「はい……学校側に話は通してありますので……」

「……感謝する。では、色々見せてもらおう。」

後ろから校舎を見渡していたソニックが、ぽつりと口を開く。
 
「……にしても、よくOKしてくれたよな。GUNとはいえ、最近は学校に部外者が出入りするとかって厳しいんだろ?」

老人は小さく笑みを浮かべ、首を振った。
 
「都会の大きな学校なら難しかったかもしれませんが……ここは創立60年の古い学校ですから……村の人間はほとんど親戚ばかり、生徒も職員もそうです。」

「へえ……アットホームな学校って感じだな。レトロっていうか。」
 
ソニックが窓越しに教室を覗きながら呟くと、長い廊下の奥から、夕闇がじわじわと這い寄る気配がした。

 「さて……これからどうするんだ?聞き込みとか?」
 
退屈そうに腕を頭の後ろで組み、歩き出すソニック。

「何もしないが?」
 
平然と返すシャドウに、彼は思わず足を止め、振り返る。

「え? 何もしないの?」
「……何もしなくても、こういった類は自分からやってくるものだ。逢魔が時が来れば、な。僕達が余計な労力を使う必要性は無い。」
「ふーん…」
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