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究極×音速GS(しゃそにGUN’s Service)

土埃が少しずつ晴れていく。
そこには、背中から漆黒のウィングを生やし、狢の前足を受け止めるシャドウの姿があった。
ドゥームパワーがその身を包み、教室全体が震えている。

だが、徐々に押され始める。
 
「……押されて……!」
 
マキの声が震える。

「……ずっと居たかったような時間は、誰にでもあるものだ。」




「"マキ先生"。」

シャドウのその一言に、少女の目が見開かれる。

「……良い思い出も、苦しい思い出も。全部自分の物だ。……背負うことも、引き摺ることも、悪い事では無い。」

シャドウが指を鳴らす。
瞬間、狢の身体に時空の歪みが奔り、ぐにゃりと裂け───音を立てて弾け飛んだ。

「……それでも、未来を歩まねばならない。」
静かに息を吐き、赤い瞳を細める。

「……そうして、ここまで生きてきたんだろう。貴女は。」

ソニックの前で座り込んでいた少女の姿は、深い皺を刻み、白髪を結んだ───老齢の女性へと変わっていた。

彼女は長い夢から解き放たれたように、ただ呆然と息を吐いていた。
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