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第二章 交差する思惑永い夜

夜の闇に包まれた空を、青い残像が風のように駆け抜ける。

その腕には、血に染まった黒いハリネズミ――シャドウの姿。

「……もう少しだ、しっかりしろよ、シャドウ!」

ソニックの声には、いつもの軽快さはなかった。
その表情には焦燥と必死さが滲んでいた。

テイルスのラボが見えた瞬間、ソニックは遠慮なく扉を蹴り開けるように飛び込んだ。

「テイルスッ!! 頼む、今すぐ治療を!!」

その声に、モニターを睨んでいたテイルスが驚いて振り返る。

「ソニック!? って、ええっ!? シャドウ!? 一体どうしたの!?」

慌てて駆け寄ると、シャドウの傷だらけの身体が目に飛び込む。
初めて見る血濡れの姿。呼吸も浅く、目は開かない。

「そんな……こんなになるまで…一体…!」

テイルスはすぐに診療機器を展開し、応急処置を開始する。

「内臓にもダメージがある……止血急いで、人工呼吸器、ソニック、手伝って!」

「Gotcha!任せな!」

青と黄――二人の天才が、息を合わせて動く。

その傍らで、シャドウは微かに眉を動かした。
意識の底で、何かが揺れている。

その奥に――まだ、終わっていない何かが、確かにあった。
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オリソニ豆知識図鑑