御子柴「暑いなー、佐倉、風！」

佐倉「ハイ！」

御子柴「佐倉ー佐倉ー」

佐倉「(みこりん、いつになく絡んでくるな・・・でも元々は私が原因で頼まれちゃったモデルだしね)」

「なぁ佐倉～飲み物買いに行こうぜ～、ついでに御子柴の分もさ」

佐倉「うん、なんだかんだ言って名前ってみこりんに優しいよね」

「そう思うならお前はいい心の持ち主なんだな」

佐倉「？どういう・・・」

《ガタガタ、ガラガラガラ》

御子柴「ばっバカ野郎！1人にすんなよ！心細いだろ！」

「涙目て！おもろっ！」

佐倉「(優しいと思った私がバカだった)」

その後も御子柴は名前にいじられまくった

名前はとても楽しそうだった

～しばらくして・御子柴side～

名前から受けた傷がまだ癒えねぇ・・・

しかし休憩があるとはいえ疲れてきたな・・・

もう帰りてぇ・・・でも言い出すの格好悪ぃ・・・

野崎「あれ、御子柴？」

野崎！いいところに！頼む！上手いこと言って俺を連れ出してくれ！

野崎「あの、俺御子柴と約束してるんですけど・・・」

ナイス！頼りになる男だぜお前は！

野崎「待ってる間、美術部の写真撮っててもいいですか？」

野崎てめぇ！！！

「ドンマイだ、あいつに期待したのが間違いだったな」

御子柴「そうだな・・・お前の言うとおりだわ」

～野崎合流後～

「御子柴がモデルやってるんだよ、無理して引き受けてバカだよな～」

野崎「人物デッサンか、こういうのは真面目なポーズが多いからな・・・漫画の参考には・・・」

『今までのデッサン』

野崎「入部届けをください」

佐倉「いやいや普通こんなことしないから！なんか皆かっこいいポーズさせ始めちゃって・・・」

「あれ、そうなのか、てっきりいつもこんなんかと思ってたぜ」

佐倉「違うよ！名前まで勘違いしてたの！？」

「悪ぃ悪ぃ」

野崎「でもこのポーズかっこよくないぞ？」

『原稿中の野崎のポーズのデッサン』

佐倉「かっかっこいいもん！！！」

～その後～

野崎「・・・((ｶｷｶｷ」

「おぉ、流石」

佐倉「(あ！野崎くんもこっそりデッサンしてる・・・)」

「佐倉ー！すげぇぞこれ！」

佐倉「そういえば野崎くんのデッサン見たことないなー見せてー」

野崎「ああ」

『テーマ 10マタした男の末路』

佐倉「(何でアレンジ加えてんの！？見たまんま描こうよ！)」

野崎「ちなみに設定はこう」

『設定やストーリーなどで文字びっしり』

佐倉「(せめて絵描こうよ！)」

「そうだ、野崎もポーズつけてみたらどうだ？」

野崎「いいのか？」

「全員回ったっぽいしいいんじゃね」

野崎「それじゃあ、御子柴はこのポーズで」

佐倉「じゃあ開始しま・・・」

野崎「佐倉はここで」

佐倉「え？」

野崎「で、あなたはここで」

部員2「へ？」

野崎「そこのあなたはここで」

部員3「えぇ！？」

野崎「名字は御子柴の隣で」

「俺もか！？」

野崎「～♪((ｶｷｶｷ」

美術部は乗っ取られました