他作品短編
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とある森で今のレベルに全く合わない魔物に遭遇してしまった
メレブが逃げようと言ったが、魔物の見た目に騙されたのか大丈夫だろうと戦うことになった
だが、予想以上に苦戦し全員立っているのがやっとだった
「このままヨシヒコ達は全滅してしまうのか・・・!」
メレブ「誰に下手な説明してんの!?
そんなことしてないで早く逃げよう!なっ?」
ダンジョー「いや、今の状態で逃げたところで回り込まれるのがオチだ!」
ムラサキ「どうすんだよ~!」
ヨシヒコ「皆さん諦めないでください!」
「いやいやヨシヒコがこの見た目に油断したからだろう」
緊張感があまりない会話をしていると、魔物の一匹が呪文を唱えた
『ザラキ』だった
「・・・な、何が起きたんだ・・・?」
一瞬で自分以外が棺桶になってしまい、状況を理解しようとした
理解した途端、とある呪文を思い出した
「あの呪文なら皆を・・・」
助けることが出来る
その呪文には代償が伴うが、そんな事は気にしなかった
「これで皆少しは私のこと・・・」
・・・『メガザル』
ヨシヒコ「てぃや!」
生き返ったヨシヒコとダンジョーが魔物を見事倒す
だがそれに喜んでいる場合ではなかった
メレブ「おい!名前orナマエ!起きろ!」
ムラサキ「何で・・・!?
何で目が覚めないんだよ!」
ダンジョー「とにかく村に運ぶぞ!」
名前orナマエが死んでいたのだ
メレブが名前orナマエを背負い、一行は近くの村に避難し宿をとった
そして宿屋の人から村の人から教会の人がいると聞き、早速会いに行った
神父「セーブ?」
ヨシヒコ「いえ、生き返らせて欲しい人がいるんです」
神父「・・・死んでる人いないよ?」
メレブ「今は宿にいる、来てくれぬか?緊急なのだ」
神父「いいよ」
ムラサキ「いや即答、いいんだ・・・」
神父「生き返らせたい人の名前は?」
ダンジョー「名前orナマエ、という
それがどうした?」
神父「じゃあ名前orナマエさんを生き返らせるには・・・
・・・10万G必要」
ヨシヒコ「じゅ、10万だと・・・!?
そんな大金持っていない!」
神父「じゃあ、今回は・・・諦めるしかないね」
ムラサキ「はぁ!?ふざけんなよ!」
メレブ「まあ待てお二人さん」
ダンジョー「何故そんな余裕なんだメレブ!」
神父「な、何ですか」
メレブが皆より一歩前に出て、杖をかざし唱えた
メレブ「チョヒャド!チョヒャド!チョヒャド!チョヒャド!」
神父「あぁ・・・!寒い・・・!
暖房つけないと・・・」
メレブ「メラチン!」
呪文でストーブが暑くなり壊れてしまった
神父「あぁ!」
メレブ「それで~?お代は~?」
神父「・・・タダでやらせていただきます」
メレブ「よろしい!」
言うと同時に呪文を解いた
他の仲間は唖然していたという
タダで了承を得たのですぐに宿に向かい生き返らせてもらった
メレブの脅しが効いたのか、終わった後すぐ帰ってしまった
「・・・っ」
メレブ「名前orナマエ!」
「メレブ・・・?」
ダンジョー「起きたばかりだ、あまり騒ぐなよ」
ムラサキ「とか言っておっさんも嬉しいんだろ?」
ダンジョー「おっさん言うな」
ヨシヒコ「ここの村の神父に生き返らせて貰ったんですよ」
「・・・あー・・・そういう、ね」
メレブ「もう起き上がっていいのか?」
「全然大丈夫、優しいメレブとか怖いんだが」
メレブ「ちょ、人が心配してんのに・・・!
とりあえず、俺達が死んだ後、何があったのだ?」
「あー・・・ちょうど世界樹の葉があったから使っただけ」
ムラサキ「世界樹の葉使っても名前orナマエ死ななくない?」
「あ、あまり覚えてないけど、普通に体力がなくなったからじゃね?」
ダンジョー「まあ、ありえない話ではないな」
ヨシヒコ「とにかく無事で良かったです
私達は食料などを調達するのでもう少し休んでいてください、今日はここに泊まりますから」
「あぁ、サンキュー」
ヨシヒコ、ムラサキ、ダンジョーの順で部屋を出ていく
だがメレブはそこから少しも動かなった
「メレブー、皆行ったぞ?
どうかしたのか?」
メレブは名前orナマエの問いかけに少し間を開けて答えた
メレブ「何故、嘘をついたんだ?
高価な世界樹の葉など持っていないだろうし、あれくらいで倒れるお前じゃないだろう」
「っ・・・じゃあ、何でメレブ達は生き返ったのさ」
メレブ「うむ、ヨシヒコ達は気付いていないようだが、どうやら魔法が使われたらしい」
「・・・何でそう思う?」
メレブ「フフ、一応魔法使いだからな」
「理由になってない気がするが・・・
最低限の魔法すら使えないし通常攻撃も大して強くないくせに」
メレブ「ちょ、お前たまに辛辣だよな!?
いいから何使ったか言えって!」
「ははは、落ち着けって
わかったよ・・・変なところで鋭いんだからな~」
メレブ「いつも以上に失礼だな~・・・全く」
「私、メガザルって呪文持ってんの」
メレブ「・・・え?
え、え、ちょっと待って・・・もう一度、仰ってくれます・・・?」
「だからメガザルだって」
メレブ「えっお前それ、自分の命の代わりにパーティ全員生き返らすことが出来るやつ!
何でそんな強い呪文持ってんだよ!?
てかお前・・・使ったの?」
「使った呪文答えたんだから、そうだよ」
メレブ「お前、自分が死ぬのに何も思わなかったのか・・・?」
「私が生きてるより、皆が生きてるほうが断然いいと思ったから使った
ただ、それだけ」
メレブ「・・・・・・」
「メレブ?」
メレブ「他にも理由、あるだろ」
「・・・っ!?
な・・・何、言って」
メレブ「名前orナマエ」
「・・・私、村にいた時、いじめられてたのよ、情けないことに
そこから結構人間不信になっちゃってさ
今は会話もできるようになったし前よりマシになったと思ってるけど、やっぱまだ・・・な」
メレブ「・・・あいつらはこんな俺を仲間と言ってくれる奴らだ
こちらの信頼に応えてくれる」
「それはメレブが信頼できる奴だからじゃん!
人を疑ってばかりの私なんか ・・・!?」
名前orナマエが気づいた時には、メレブの中にいた
そう、メレブが名前orナマエを抱きしめたのだ
メレブ「これでも、疑うのか?
こんなに俺はお前が、名前orナマエが好きなのに」
「・・・嘘ついてない?」
メレブ「うむ」
「私のこと、裏切らない?」
メレブ「そんな奴がいたら、メラチン百連発くらわせる」
「・・・あっははは!それでも弱いんじゃねぇの?」
メレブ「フッ、いつもの名前orナマエに戻ったな、さり気なくひどい事言ったが
・・・名前orナマエよ、自分を犠牲にしてまで助けてくれた恩人を嫌う奴がいると思うか?」
「何その最低な奴・・・あっ」
メレブ「やっと気付いたな
ヨシヒコ達は決して嫌ってなどいない、もちろん俺もだが」
「メレブらしい遠まわしな言い方だな」
メレブ「らしいって・・・
ここで泣いたりしないのがお前らしいよホント」
「誰が泣くもんか
よし、あいつらんとこ行こう!」
メレブ「信頼できる仲間の元へか?」
「当たり前!」
(メレブ「サラッと告白スルーされたな・・・
いやこの流れだと違う意味で捉えてる可能性が・・・はぁ」)
メレブが逃げようと言ったが、魔物の見た目に騙されたのか大丈夫だろうと戦うことになった
だが、予想以上に苦戦し全員立っているのがやっとだった
「このままヨシヒコ達は全滅してしまうのか・・・!」
メレブ「誰に下手な説明してんの!?
そんなことしてないで早く逃げよう!なっ?」
ダンジョー「いや、今の状態で逃げたところで回り込まれるのがオチだ!」
ムラサキ「どうすんだよ~!」
ヨシヒコ「皆さん諦めないでください!」
「いやいやヨシヒコがこの見た目に油断したからだろう」
緊張感があまりない会話をしていると、魔物の一匹が呪文を唱えた
『ザラキ』だった
「・・・な、何が起きたんだ・・・?」
一瞬で自分以外が棺桶になってしまい、状況を理解しようとした
理解した途端、とある呪文を思い出した
「あの呪文なら皆を・・・」
助けることが出来る
その呪文には代償が伴うが、そんな事は気にしなかった
「これで皆少しは私のこと・・・」
・・・『メガザル』
ヨシヒコ「てぃや!」
生き返ったヨシヒコとダンジョーが魔物を見事倒す
だがそれに喜んでいる場合ではなかった
メレブ「おい!名前orナマエ!起きろ!」
ムラサキ「何で・・・!?
何で目が覚めないんだよ!」
ダンジョー「とにかく村に運ぶぞ!」
名前orナマエが死んでいたのだ
メレブが名前orナマエを背負い、一行は近くの村に避難し宿をとった
そして宿屋の人から村の人から教会の人がいると聞き、早速会いに行った
神父「セーブ?」
ヨシヒコ「いえ、生き返らせて欲しい人がいるんです」
神父「・・・死んでる人いないよ?」
メレブ「今は宿にいる、来てくれぬか?緊急なのだ」
神父「いいよ」
ムラサキ「いや即答、いいんだ・・・」
神父「生き返らせたい人の名前は?」
ダンジョー「名前orナマエ、という
それがどうした?」
神父「じゃあ名前orナマエさんを生き返らせるには・・・
・・・10万G必要」
ヨシヒコ「じゅ、10万だと・・・!?
そんな大金持っていない!」
神父「じゃあ、今回は・・・諦めるしかないね」
ムラサキ「はぁ!?ふざけんなよ!」
メレブ「まあ待てお二人さん」
ダンジョー「何故そんな余裕なんだメレブ!」
神父「な、何ですか」
メレブが皆より一歩前に出て、杖をかざし唱えた
メレブ「チョヒャド!チョヒャド!チョヒャド!チョヒャド!」
神父「あぁ・・・!寒い・・・!
暖房つけないと・・・」
メレブ「メラチン!」
呪文でストーブが暑くなり壊れてしまった
神父「あぁ!」
メレブ「それで~?お代は~?」
神父「・・・タダでやらせていただきます」
メレブ「よろしい!」
言うと同時に呪文を解いた
他の仲間は唖然していたという
タダで了承を得たのですぐに宿に向かい生き返らせてもらった
メレブの脅しが効いたのか、終わった後すぐ帰ってしまった
「・・・っ」
メレブ「名前orナマエ!」
「メレブ・・・?」
ダンジョー「起きたばかりだ、あまり騒ぐなよ」
ムラサキ「とか言っておっさんも嬉しいんだろ?」
ダンジョー「おっさん言うな」
ヨシヒコ「ここの村の神父に生き返らせて貰ったんですよ」
「・・・あー・・・そういう、ね」
メレブ「もう起き上がっていいのか?」
「全然大丈夫、優しいメレブとか怖いんだが」
メレブ「ちょ、人が心配してんのに・・・!
とりあえず、俺達が死んだ後、何があったのだ?」
「あー・・・ちょうど世界樹の葉があったから使っただけ」
ムラサキ「世界樹の葉使っても名前orナマエ死ななくない?」
「あ、あまり覚えてないけど、普通に体力がなくなったからじゃね?」
ダンジョー「まあ、ありえない話ではないな」
ヨシヒコ「とにかく無事で良かったです
私達は食料などを調達するのでもう少し休んでいてください、今日はここに泊まりますから」
「あぁ、サンキュー」
ヨシヒコ、ムラサキ、ダンジョーの順で部屋を出ていく
だがメレブはそこから少しも動かなった
「メレブー、皆行ったぞ?
どうかしたのか?」
メレブは名前orナマエの問いかけに少し間を開けて答えた
メレブ「何故、嘘をついたんだ?
高価な世界樹の葉など持っていないだろうし、あれくらいで倒れるお前じゃないだろう」
「っ・・・じゃあ、何でメレブ達は生き返ったのさ」
メレブ「うむ、ヨシヒコ達は気付いていないようだが、どうやら魔法が使われたらしい」
「・・・何でそう思う?」
メレブ「フフ、一応魔法使いだからな」
「理由になってない気がするが・・・
最低限の魔法すら使えないし通常攻撃も大して強くないくせに」
メレブ「ちょ、お前たまに辛辣だよな!?
いいから何使ったか言えって!」
「ははは、落ち着けって
わかったよ・・・変なところで鋭いんだからな~」
メレブ「いつも以上に失礼だな~・・・全く」
「私、メガザルって呪文持ってんの」
メレブ「・・・え?
え、え、ちょっと待って・・・もう一度、仰ってくれます・・・?」
「だからメガザルだって」
メレブ「えっお前それ、自分の命の代わりにパーティ全員生き返らすことが出来るやつ!
何でそんな強い呪文持ってんだよ!?
てかお前・・・使ったの?」
「使った呪文答えたんだから、そうだよ」
メレブ「お前、自分が死ぬのに何も思わなかったのか・・・?」
「私が生きてるより、皆が生きてるほうが断然いいと思ったから使った
ただ、それだけ」
メレブ「・・・・・・」
「メレブ?」
メレブ「他にも理由、あるだろ」
「・・・っ!?
な・・・何、言って」
メレブ「名前orナマエ」
「・・・私、村にいた時、いじめられてたのよ、情けないことに
そこから結構人間不信になっちゃってさ
今は会話もできるようになったし前よりマシになったと思ってるけど、やっぱまだ・・・な」
メレブ「・・・あいつらはこんな俺を仲間と言ってくれる奴らだ
こちらの信頼に応えてくれる」
「それはメレブが信頼できる奴だからじゃん!
人を疑ってばかりの私なんか ・・・!?」
名前orナマエが気づいた時には、メレブの中にいた
そう、メレブが名前orナマエを抱きしめたのだ
メレブ「これでも、疑うのか?
こんなに俺はお前が、名前orナマエが好きなのに」
「・・・嘘ついてない?」
メレブ「うむ」
「私のこと、裏切らない?」
メレブ「そんな奴がいたら、メラチン百連発くらわせる」
「・・・あっははは!それでも弱いんじゃねぇの?」
メレブ「フッ、いつもの名前orナマエに戻ったな、さり気なくひどい事言ったが
・・・名前orナマエよ、自分を犠牲にしてまで助けてくれた恩人を嫌う奴がいると思うか?」
「何その最低な奴・・・あっ」
メレブ「やっと気付いたな
ヨシヒコ達は決して嫌ってなどいない、もちろん俺もだが」
「メレブらしい遠まわしな言い方だな」
メレブ「らしいって・・・
ここで泣いたりしないのがお前らしいよホント」
「誰が泣くもんか
よし、あいつらんとこ行こう!」
メレブ「信頼できる仲間の元へか?」
「当たり前!」
(メレブ「サラッと告白スルーされたな・・・
いやこの流れだと違う意味で捉えてる可能性が・・・はぁ」)
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