ナパージュ村
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~廊下~
朝、目が覚めて身支度をし船長のチャットに挨拶するため機関室に寄ろうとした
すると話し声がドア越しで聞こえたので、窓から様子を伺った
中にいるのはジェイド、ガイ、ティアだった
ジェイド「ガイ、それからティア
あなた達にはこれからナパージュへ向かってもらいます」
珍しくジェイドは軍人の顔になって部下に指示していた
ティア「ラルヴァというエネルギーについての調査ですか?」
ジェイド「はい、幸いここから近いですしね」
ガイ「まあ、ラルヴァに詳しい学者もいるだろうからな
接触してみるか」
了承した二人に満足気に浅く頷くと、ドアのほうを向いて言った
ジェイド「・・・ということですので二人はしばらく空けますよ、ナマエ」
「!」
どうやらジェイドはナマエの気配に気付いていたようだ
ナマエは申し訳なさそうに機関室に入る
ティア「盗み聞きなんて、人が悪いわよ」
「す、すみません・・・
重要な話をしているかと思い入りにくくて・・・」
ガイ「まあまあ、ナマエだって悪気があったわけじゃないんだ
そうキツく言ってやるなって」
ガイに言われたティアは困った様子で言う
ティア「キツく言ったつもりはないのだけど・・・ごめんなさい」
「い、いえ!私が悪いんですから気にしないでください」
ジェイド「まあ、確信犯かどうかは置いておいて
二人はそろそろ向かってください」
促された二人はそれぞれ返事をしてバンエルティア号を出ていった
ジェイド「そういえば、聞きましたよ」
「何をですか?」
ジェイド「貴女が記憶喪失だということを、です」
「っ!」
しばらく忘れかけていた事を告げられ、俯いてしまう
また記憶喪失になってしまうのではないか
皆を、ギルドのメンバーのことも目の前にいる仲間のことも忘れてしまうのではないか
こんな事を考えていた頃抱いていた 不安が蘇る
ジェイド「・・・失礼、あまり触れてはいけない事でしたね」
失言でした、と眼鏡を押し上げた
だがその後
ジェイド「ですが、そんなに気にしないことです
記憶がなくなってしまったのなら作ればいい、幸いここがありますし」
ナマエは驚き顔を上げる
「・・・励まそうとしてくれてますか?」
ジェイド「さあ、貴女がそう思うのなら、そうなのでしょう
では私はお暇しますよ」
機関室を去るジェイドの歩く速さが、いつより速くなっている気がした
朝、目が覚めて身支度をし船長のチャットに挨拶するため機関室に寄ろうとした
すると話し声がドア越しで聞こえたので、窓から様子を伺った
中にいるのはジェイド、ガイ、ティアだった
ジェイド「ガイ、それからティア
あなた達にはこれからナパージュへ向かってもらいます」
珍しくジェイドは軍人の顔になって部下に指示していた
ティア「ラルヴァというエネルギーについての調査ですか?」
ジェイド「はい、幸いここから近いですしね」
ガイ「まあ、ラルヴァに詳しい学者もいるだろうからな
接触してみるか」
了承した二人に満足気に浅く頷くと、ドアのほうを向いて言った
ジェイド「・・・ということですので二人はしばらく空けますよ、ナマエ」
「!」
どうやらジェイドはナマエの気配に気付いていたようだ
ナマエは申し訳なさそうに機関室に入る
ティア「盗み聞きなんて、人が悪いわよ」
「す、すみません・・・
重要な話をしているかと思い入りにくくて・・・」
ガイ「まあまあ、ナマエだって悪気があったわけじゃないんだ
そうキツく言ってやるなって」
ガイに言われたティアは困った様子で言う
ティア「キツく言ったつもりはないのだけど・・・ごめんなさい」
「い、いえ!私が悪いんですから気にしないでください」
ジェイド「まあ、確信犯かどうかは置いておいて
二人はそろそろ向かってください」
促された二人はそれぞれ返事をしてバンエルティア号を出ていった
ジェイド「そういえば、聞きましたよ」
「何をですか?」
ジェイド「貴女が記憶喪失だということを、です」
「っ!」
しばらく忘れかけていた事を告げられ、俯いてしまう
また記憶喪失になってしまうのではないか
皆を、ギルドのメンバーのことも目の前にいる仲間のことも忘れてしまうのではないか
こんな事を考えていた頃抱いていた 不安が蘇る
ジェイド「・・・失礼、あまり触れてはいけない事でしたね」
失言でした、と眼鏡を押し上げた
だがその後
ジェイド「ですが、そんなに気にしないことです
記憶がなくなってしまったのなら作ればいい、幸いここがありますし」
ナマエは驚き顔を上げる
「・・・励まそうとしてくれてますか?」
ジェイド「さあ、貴女がそう思うのなら、そうなのでしょう
では私はお暇しますよ」
機関室を去るジェイドの歩く速さが、いつより速くなっている気がした