恋愛小説
名前変換
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
~ホール~
リフィル達がメンバーに入ってから数日
ナマエは暇つぶしにホールに向かっていた
すると小さいシルエットが見え、それは不規則に肩を揺らしていた
そのシルエットの正体は、本を読んでいるパニールの後ろ姿だった
「あの、どうかしたんですか?」
パニール「あら~、ナマエさん
ううっ、失礼
今、小説を読んでいたところなんですの」
「どんな小説なんですか?」
あまり物語の本を読まないナマエは興味を持ち聞いた
パニール「恋愛モノの小説です
もうね、悲恋の物語なんですよ
今読んでるところがね、愛する二人が引き裂かれて・・・もう!」
「恋愛小説ですか、なるほど・・・」
考え込むナマエをよそに、パニールはハッとなり言った
パニール「あら、あらあら
すみませんねぇ・・・何か熱くなっちゃって
年を取ると涙もろくなって嫌だわ~
カノンノが小さい頃はよく本を読んであげたんですよ~
で、いろいろ本を探すうちに私も恋愛小説という奴にはまっちゃったりなんかして、も~」
「小さい頃?」
疑問に思ったナマエは首を少し傾げた
パニール「あ、まぁ・・・
あの子が小さい頃というのは・・・ですね
その、私、カノンノの母親なんです」
「母親、ですか!?」
パニール「いえ、その何というか母親代わりなんですね
その、色々事情がありまして・・・」
代わりと聞いてホッとしたナマエはそのまま話を聞いていた
パニール「ええっと・・・この話は誰にも言わないでくださいね、お願いします
あの子と仲良くなさって下さいね
カノンノは、私にとって娘のようなものですから」
「はい、もちろん!
あ、あの、恋愛小説を一冊借りたいんですが・・・」
ナマエは俯きながら遠慮がちに聞いた
パニール「あら、あらあらぁ!
興味を持ってくださったの!
もちろんいいですよ、まずは短いモノにしてみましょうか」
「あ、ありがとうございます!」
お礼を言いながら、なかなか見せない笑顔を見せた
パニール(可愛いところも、あるじゃありませんか)
パニールは心の中で笑った
リフィル達がメンバーに入ってから数日
ナマエは暇つぶしにホールに向かっていた
すると小さいシルエットが見え、それは不規則に肩を揺らしていた
そのシルエットの正体は、本を読んでいるパニールの後ろ姿だった
「あの、どうかしたんですか?」
パニール「あら~、ナマエさん
ううっ、失礼
今、小説を読んでいたところなんですの」
「どんな小説なんですか?」
あまり物語の本を読まないナマエは興味を持ち聞いた
パニール「恋愛モノの小説です
もうね、悲恋の物語なんですよ
今読んでるところがね、愛する二人が引き裂かれて・・・もう!」
「恋愛小説ですか、なるほど・・・」
考え込むナマエをよそに、パニールはハッとなり言った
パニール「あら、あらあら
すみませんねぇ・・・何か熱くなっちゃって
年を取ると涙もろくなって嫌だわ~
カノンノが小さい頃はよく本を読んであげたんですよ~
で、いろいろ本を探すうちに私も恋愛小説という奴にはまっちゃったりなんかして、も~」
「小さい頃?」
疑問に思ったナマエは首を少し傾げた
パニール「あ、まぁ・・・
あの子が小さい頃というのは・・・ですね
その、私、カノンノの母親なんです」
「母親、ですか!?」
パニール「いえ、その何というか母親代わりなんですね
その、色々事情がありまして・・・」
代わりと聞いてホッとしたナマエはそのまま話を聞いていた
パニール「ええっと・・・この話は誰にも言わないでくださいね、お願いします
あの子と仲良くなさって下さいね
カノンノは、私にとって娘のようなものですから」
「はい、もちろん!
あ、あの、恋愛小説を一冊借りたいんですが・・・」
ナマエは俯きながら遠慮がちに聞いた
パニール「あら、あらあらぁ!
興味を持ってくださったの!
もちろんいいですよ、まずは短いモノにしてみましょうか」
「あ、ありがとうございます!」
お礼を言いながら、なかなか見せない笑顔を見せた
パニール(可愛いところも、あるじゃありませんか)
パニールは心の中で笑った