夏だ!海だ!グルメビーチだ!3
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「・・・・・・」
サニー「・・・・・・」
ココが去った後、陽輝の隣に座ったサニーはずっと無言のままだった。
陽輝の方を向くこともなく、真っ直ぐ海を見ている。
(えぇ・・・何この気まずい空気・・・何で何も話さないの・・・)
サニーを盗み見ていた陽輝だったが、悶々と考えているうちに視線が下がる。
視線の先にはサニーが買ってきてくれた飲み物がまだその手にあった。
じーっと飲み物を見つめていると、不意にその飲み物が自分の前に差し出される。
サニー「ん」
「あ、ありがとうございます・・・」
飲み物を受け取った陽輝は一口飲む。
「あ、美味しい」
サニー「好きだろ、それ」
ボソッと呟いた感想にサニーがようやく反応する。
「何で知って・・・あ」
サニーが買ってきた飲み物は、以前陽輝が美味しいと絶賛していたものだった。
グルメ研究所にいた頃、マンサム所長が用意してくれたいつも通りの豪勢な昼食の中にその飲み物はあり、好みに合ったのか陽輝はずっとそれを飲んでいたのだ。
「あんな前のことよく覚えてましたね!?」
数ヶ月以上前、しかも些細な出来事だったにもかかわらずサニーが覚えていることに驚愕する陽輝。
サニー「そりゃあ・・・お前のことだからな」
さも当然のように答えるサニー。
こんなに真っ直ぐ自分のことだから覚えている、と言われるとは思っていなかった陽輝は面を食らう。
「・・・私のことなんか覚えてるなんて、サニーさんはほんと優しいな~!
あ、さっきのやつに優しいところも入れればよかったですね、ねぇサニーさん?」
サニー「何で俺に聞くんだよ」
「だって、あの後からなんか機嫌悪いですし・・・何か良いところ言い忘れちゃったのかなーって」
サニー「別に悪くねーけど」
そう答える声を聞いて、どうやら本当に機嫌が悪かったり怒っていたりというわけではないらしいと悟る陽輝。
だが未だにこちらを見ないサニーにしびれを切らした陽輝は顔を覗き込んだ。
「あ!もしかしてまた照れてるんですか?
も~いつも言ってるんですからそろそろ慣れてくださいよ~可愛いな~」
茶化すように肘でサニーを突っつく陽輝。
サニー「照れてねーし!」
反射で陽輝の方に振り向いてしまったサニーの顔は少し赤くなっていた。
「顔赤いじゃないですか、ちょっともうさらに可愛くならないでくださいよ萌えます」
サニー「キショイ!暑さのせいだ!つか、可愛いばっか言ってんじゃねー!」
サニーの突っ込みが雲の影一つないビーチ全体に響き渡るのだった。
サニー「・・・・・・」
ココが去った後、陽輝の隣に座ったサニーはずっと無言のままだった。
陽輝の方を向くこともなく、真っ直ぐ海を見ている。
(えぇ・・・何この気まずい空気・・・何で何も話さないの・・・)
サニーを盗み見ていた陽輝だったが、悶々と考えているうちに視線が下がる。
視線の先にはサニーが買ってきてくれた飲み物がまだその手にあった。
じーっと飲み物を見つめていると、不意にその飲み物が自分の前に差し出される。
サニー「ん」
「あ、ありがとうございます・・・」
飲み物を受け取った陽輝は一口飲む。
「あ、美味しい」
サニー「好きだろ、それ」
ボソッと呟いた感想にサニーがようやく反応する。
「何で知って・・・あ」
サニーが買ってきた飲み物は、以前陽輝が美味しいと絶賛していたものだった。
グルメ研究所にいた頃、マンサム所長が用意してくれたいつも通りの豪勢な昼食の中にその飲み物はあり、好みに合ったのか陽輝はずっとそれを飲んでいたのだ。
「あんな前のことよく覚えてましたね!?」
数ヶ月以上前、しかも些細な出来事だったにもかかわらずサニーが覚えていることに驚愕する陽輝。
サニー「そりゃあ・・・お前のことだからな」
さも当然のように答えるサニー。
こんなに真っ直ぐ自分のことだから覚えている、と言われるとは思っていなかった陽輝は面を食らう。
「・・・私のことなんか覚えてるなんて、サニーさんはほんと優しいな~!
あ、さっきのやつに優しいところも入れればよかったですね、ねぇサニーさん?」
サニー「何で俺に聞くんだよ」
「だって、あの後からなんか機嫌悪いですし・・・何か良いところ言い忘れちゃったのかなーって」
サニー「別に悪くねーけど」
そう答える声を聞いて、どうやら本当に機嫌が悪かったり怒っていたりというわけではないらしいと悟る陽輝。
だが未だにこちらを見ないサニーにしびれを切らした陽輝は顔を覗き込んだ。
「あ!もしかしてまた照れてるんですか?
も~いつも言ってるんですからそろそろ慣れてくださいよ~可愛いな~」
茶化すように肘でサニーを突っつく陽輝。
サニー「照れてねーし!」
反射で陽輝の方に振り向いてしまったサニーの顔は少し赤くなっていた。
「顔赤いじゃないですか、ちょっともうさらに可愛くならないでくださいよ萌えます」
サニー「キショイ!暑さのせいだ!つか、可愛いばっか言ってんじゃねー!」
サニーの突っ込みが雲の影一つないビーチ全体に響き渡るのだった。
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