今日は10月31日。
美食屋四天王と呼ばれる4人とその内の1人とコンビを組んでいる料理人、そしてまた別の1人と同居中の居候が、IGOに集められていた。

マンサム「全員揃ったようだな」

トリコ「ん？リンはいねぇのか？」

こうして集められる時は大体IGO専属の猛獣使い、リンがいるのだが、この場では見当たらなかった。

マンサム「来たがってはいたんだが、急な仕事が入ったらしくてな」

トリコ「そうか・・・

それにしても、急に四天王全員とプラスアルファを集めるなんてどうしたんだよ所長？」

マンサム「え？ハンサム？」

小松「いや言ってませんよ！
というかプラスアルファって・・・」

いつものマンサムのボケにツッコみつつ、後付け感満載の表現に複雑な気持ちになる小松。

マンサム「ゴホン・・・今日お前達を集めたのは他でもない
会長から重大な依頼を任されたからだ」

ココ「会長から？」

サニー「重大な依頼だぁ？」

ゼブラ「おい、遠まわしな言い方してんじゃねぇ
さっさと要点を話しやがれ」

会長からの重大な依頼、と聞いて思い思いの反応をする3人。

マンサム「全くゼブラはせっかちだな・・・今日は何日だ？嬢ちゃん」

突然自分に振られたライザは驚きつつも質問に答える。

「え？えぇと・・・10月31日ですけど」

小松「あ、まさか・・・」

日付を聞いて何か心当たりがあったのか、そう小松が呟いた。
その呟きに反応するようにマンサムは説明口調で話す。

マンサム「そう！今日はハロウィンだ！
お前達には仮装をしてもらい、グルメタウンでお菓子を配ってもらう！」