傷より
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ヨハネス「うまい!ジンジャーエールのような甘み!ピリッとした辛さ!」
無事救出されたヨハネスはいつの間に見つけていたのか、トリコが持っていたショウガッツの実を有難そうに食べている。
そして何故かトリコも食べている。
トリコ「生姜は体を温める効果があるからな」
ココ「で、パッチ氏はどうしたんだい?」
ココに問われたヨハネスは最後の一口を飲み込むと、言い辛そうに答えた。
ヨハネス「んぐっ・・・そ、それが・・・」
「ま、まさか・・・死・・・」
?「あー!助けに来てくれたかー!」
陽輝が不吉なことを口に出そうとした時、遠くから元気なお年寄りの声が聞こえる。
その声の方から走ってきた男性は、今回の目的であるG7のパッチだった。
小松「ってパッチさん!?」
「この人が・・・てか生きてるじゃないですか!」
ヨハネス「死んだなんて一言も言ってないだろう」
ココ「なんだ、お元気そうじゃないですか」
パッチ「小松シェフ!よく来てくれた!」
パッチは他の人のことは目に入っていないかのように即座に小松の元へと駆け寄り、嬉しそうに声をかけた。
「「「え?」」」
小松が求められているとは思わなかったトリコ達は口を揃えて驚く。
小松「あの・・・」
パッチ「ありがたい!これで一安心だ!では、頼む
この甘露の木を美味しく料理してくれ!」
「「「・・・はぁ!?」」」
「どういうこと・・・?」
パッチはこの甘露の木を調理するためにこの死季の森まで来たらしく、同じ環境で育った食材は相性が良く、この森の食材を使えば必ず美味しくなるはずと考えたパッチは同行していたヨハネスに食材調達を頼んでいた。
だがヨハネスは食材の探しすぎで体力の限界を迎えてしまい、雪の中に倒れていたらしい。
パッチ「で、小松シェフ、こう何かアイデアはないか?」
小松「いやぁ急に言われましても・・・」
サニー「そんなことよりブリザードくるだろ!猛獣キモたくさん出てきてるし、何よりこのダサイ格好嫌だから早く帰るし!」
「ダサくないですよ!めっちゃ可愛いじゃないですか!サニタさん」
サニー「フォローになってねーしその呼び方やめろ!」
今回の件について関係のない言い争いをしているサニーと陽輝を他所に、パッチは真剣な表情で呟く。
パッチ「いいや、帰るわけにはいかん、帰るわけには・・・」
小松「パッチさん・・・」
思い詰めるパッチを見た小松はどうにか出来ないか考え始める。
その横では調理しなくてはならない甘露の木をバクバクと食べまくっているトリコ達の姿が。
パッチ「って!そんなに食べちゃダメだって!無くなっちゃう!」
それに気付いたパッチは慌ててトリコ達を止める、が。
小松「あ!これって!」
そんな様子を見ていた小松は光明を見出したかのようにパッと顔を明るくしてパッチに告げた。
小松「いけるかも・・・!甘露の木がさらに美味しくなるかもしれません!」
無事救出されたヨハネスはいつの間に見つけていたのか、トリコが持っていたショウガッツの実を有難そうに食べている。
そして何故かトリコも食べている。
トリコ「生姜は体を温める効果があるからな」
ココ「で、パッチ氏はどうしたんだい?」
ココに問われたヨハネスは最後の一口を飲み込むと、言い辛そうに答えた。
ヨハネス「んぐっ・・・そ、それが・・・」
「ま、まさか・・・死・・・」
?「あー!助けに来てくれたかー!」
陽輝が不吉なことを口に出そうとした時、遠くから元気なお年寄りの声が聞こえる。
その声の方から走ってきた男性は、今回の目的であるG7のパッチだった。
小松「ってパッチさん!?」
「この人が・・・てか生きてるじゃないですか!」
ヨハネス「死んだなんて一言も言ってないだろう」
ココ「なんだ、お元気そうじゃないですか」
パッチ「小松シェフ!よく来てくれた!」
パッチは他の人のことは目に入っていないかのように即座に小松の元へと駆け寄り、嬉しそうに声をかけた。
「「「え?」」」
小松が求められているとは思わなかったトリコ達は口を揃えて驚く。
小松「あの・・・」
パッチ「ありがたい!これで一安心だ!では、頼む
この甘露の木を美味しく料理してくれ!」
「「「・・・はぁ!?」」」
「どういうこと・・・?」
パッチはこの甘露の木を調理するためにこの死季の森まで来たらしく、同じ環境で育った食材は相性が良く、この森の食材を使えば必ず美味しくなるはずと考えたパッチは同行していたヨハネスに食材調達を頼んでいた。
だがヨハネスは食材の探しすぎで体力の限界を迎えてしまい、雪の中に倒れていたらしい。
パッチ「で、小松シェフ、こう何かアイデアはないか?」
小松「いやぁ急に言われましても・・・」
サニー「そんなことよりブリザードくるだろ!猛獣キモたくさん出てきてるし、何よりこのダサイ格好嫌だから早く帰るし!」
「ダサくないですよ!めっちゃ可愛いじゃないですか!サニタさん」
サニー「フォローになってねーしその呼び方やめろ!」
今回の件について関係のない言い争いをしているサニーと陽輝を他所に、パッチは真剣な表情で呟く。
パッチ「いいや、帰るわけにはいかん、帰るわけには・・・」
小松「パッチさん・・・」
思い詰めるパッチを見た小松はどうにか出来ないか考え始める。
その横では調理しなくてはならない甘露の木をバクバクと食べまくっているトリコ達の姿が。
パッチ「って!そんなに食べちゃダメだって!無くなっちゃう!」
それに気付いたパッチは慌ててトリコ達を止める、が。
小松「あ!これって!」
そんな様子を見ていた小松は光明を見出したかのようにパッと顔を明るくしてパッチに告げた。
小松「いけるかも・・・!甘露の木がさらに美味しくなるかもしれません!」