グルメ研究所
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翌日。
目覚めた陽輝はどうすればいいかわからなかったので、とりあえず外に出てみようと思いドアを開ける。
するとムスっとした表情で腕を組んで立っているサニーがいた。
「うわっ!サニーさん!?びっくりした・・・!」
サニー「起きんのおせーぞ!どんだけ待たせる気だっつの!」
そう言いながら廊下を歩いて行くサニーを戸惑いつつも追いかける。
「えぇ!?何か待ち合わせとかしてましたっけ!?」
サニー「いやなんも」
「してないじゃないですか~!じゃあ何でドアの前にいたんです?」
サニー「所長にお前を連れてこいって言われたんだよ
ったく、何で俺が・・・」
「マンサム所長が・・・?」
疑問に思っている間に所長室に着いた二人。
サニーがノックもせずに扉を開けるとソファに座って酒を飲んでいるマンサムがいた。
マンサム「おぉ来たか!急に呼び出してすまんな、まぁここに座ってくれ」
マンサムは自分の前にあるソファに目線を送りながら酒を煽る。
言われた通り陽輝はソファに座る。
サニー「朝っぱらから飲んでやがる・・・不健康極まりねーな・・・
とにかく、こいつ連れてきたし俺はもう行くぜ」
マンサム「待てサニー、お前さんにも聞いておいてほしいことだ」
サニー「あ?・・・わーったよ」
無視して出ていこうかとも思ったが、真剣な顔をしているマンサムを見て、何か重要なことを話そうとしているであろうことを悟る。
ドサッと陽輝の隣に座ると、さっさと話せというオーラを出す。
マンサム「昨日、過去のデータを漁ったが・・・やはりトリップの前例はない
他の研究員に知られるといろいろ面倒なことになるかもしれん、このことは我々と会長だけの機密情報とする
必要があれば、他の四天王には話したほうがいいかもしれんがな」
サニー「だろうな、ここの研究は何かとあぶねーからな?」
どこか含みがある言い方でマンサムを見る。
そんな視線を受けつつもマンサムはさらに話を続ける。
マンサム「そしてもう一つ
この世界はお前さんの世界では漫画だったと言っていたな、ということは・・・この先に起こることを知っているのか?」
サニー「!」
マンサムは鋭い目で陽輝を見る。
サニーもマンサムの言葉に反応し、陽輝の方を見る。
「えっと・・・確か今ってジュエルミートの後、ってところですよね?
私、ちょうどそこまでしか読んでないのでこの先の話は知らないんですよね・・・多分美食會のこととかを知りたかったんだと思いますけど、そういうことなんで、すみません」
マンサム「そうか・・・いや、謝ることはない、ワシも知っていたらラッキーというくらいにしか思っておらんかったからな
だが、知らなくてよかったかもしれんぞ
もし知っていた上でこのことが美食會側にバレたとしたら・・・」
サニー「こいつが狙われる、ってことか」
「美食會に・・・」
漫画で読んでいた時に出てきた美食會達を思い出す。
あの人達に狙われたらどうなるか想像した陽輝はゾッとしたが、それを表には出さずに続ける。
「・・・それはやばいかもしれませんね」
マンサム「あぁ、だからこそ我々だけの機密情報にする必要がある
だが・・・」
それまで固い表情だったマンサムは表情を緩める。
マンサム「陽輝が言っても問題ないと思う相手には言ってもいいがな!」
何だか大事になったかもしれないと不安になっていた陽輝にマンサムはニカッと笑いかける。
それを見た陽輝は少しほっとする。
サニー「機密情報だってことはわかったけどよ所長、結局今後どーすんだ?」
マンサム「うむ、これに関しては陽輝次第にはなるが・・・やはりここにいたほうが良いだろうな」
「もちろん所長が良ければここにいさせていただきたいですよ!私一人で出てってもすぐ野垂れ死にそうですし・・・」
マンサム「よし!決まりだな!
それじゃあサニー、ここを案内してやれ」
サニー「はぁ!?また俺かよ!?
まさか、ここに残るように言ったのって・・・」
マンサム「それじゃあよろしく頼むぞ!」
マンサムは昨日と同じように陽輝のことをサニーに任せると、笑いながら去っていった。
「今日もサニーさんの案内・・・!最高の研究所ツアーですよ!」
サニー「は~、しゃーねーな・・・行くぞ」
目覚めた陽輝はどうすればいいかわからなかったので、とりあえず外に出てみようと思いドアを開ける。
するとムスっとした表情で腕を組んで立っているサニーがいた。
「うわっ!サニーさん!?びっくりした・・・!」
サニー「起きんのおせーぞ!どんだけ待たせる気だっつの!」
そう言いながら廊下を歩いて行くサニーを戸惑いつつも追いかける。
「えぇ!?何か待ち合わせとかしてましたっけ!?」
サニー「いやなんも」
「してないじゃないですか~!じゃあ何でドアの前にいたんです?」
サニー「所長にお前を連れてこいって言われたんだよ
ったく、何で俺が・・・」
「マンサム所長が・・・?」
疑問に思っている間に所長室に着いた二人。
サニーがノックもせずに扉を開けるとソファに座って酒を飲んでいるマンサムがいた。
マンサム「おぉ来たか!急に呼び出してすまんな、まぁここに座ってくれ」
マンサムは自分の前にあるソファに目線を送りながら酒を煽る。
言われた通り陽輝はソファに座る。
サニー「朝っぱらから飲んでやがる・・・不健康極まりねーな・・・
とにかく、こいつ連れてきたし俺はもう行くぜ」
マンサム「待てサニー、お前さんにも聞いておいてほしいことだ」
サニー「あ?・・・わーったよ」
無視して出ていこうかとも思ったが、真剣な顔をしているマンサムを見て、何か重要なことを話そうとしているであろうことを悟る。
ドサッと陽輝の隣に座ると、さっさと話せというオーラを出す。
マンサム「昨日、過去のデータを漁ったが・・・やはりトリップの前例はない
他の研究員に知られるといろいろ面倒なことになるかもしれん、このことは我々と会長だけの機密情報とする
必要があれば、他の四天王には話したほうがいいかもしれんがな」
サニー「だろうな、ここの研究は何かとあぶねーからな?」
どこか含みがある言い方でマンサムを見る。
そんな視線を受けつつもマンサムはさらに話を続ける。
マンサム「そしてもう一つ
この世界はお前さんの世界では漫画だったと言っていたな、ということは・・・この先に起こることを知っているのか?」
サニー「!」
マンサムは鋭い目で陽輝を見る。
サニーもマンサムの言葉に反応し、陽輝の方を見る。
「えっと・・・確か今ってジュエルミートの後、ってところですよね?
私、ちょうどそこまでしか読んでないのでこの先の話は知らないんですよね・・・多分美食會のこととかを知りたかったんだと思いますけど、そういうことなんで、すみません」
マンサム「そうか・・・いや、謝ることはない、ワシも知っていたらラッキーというくらいにしか思っておらんかったからな
だが、知らなくてよかったかもしれんぞ
もし知っていた上でこのことが美食會側にバレたとしたら・・・」
サニー「こいつが狙われる、ってことか」
「美食會に・・・」
漫画で読んでいた時に出てきた美食會達を思い出す。
あの人達に狙われたらどうなるか想像した陽輝はゾッとしたが、それを表には出さずに続ける。
「・・・それはやばいかもしれませんね」
マンサム「あぁ、だからこそ我々だけの機密情報にする必要がある
だが・・・」
それまで固い表情だったマンサムは表情を緩める。
マンサム「陽輝が言っても問題ないと思う相手には言ってもいいがな!」
何だか大事になったかもしれないと不安になっていた陽輝にマンサムはニカッと笑いかける。
それを見た陽輝は少しほっとする。
サニー「機密情報だってことはわかったけどよ所長、結局今後どーすんだ?」
マンサム「うむ、これに関しては陽輝次第にはなるが・・・やはりここにいたほうが良いだろうな」
「もちろん所長が良ければここにいさせていただきたいですよ!私一人で出てってもすぐ野垂れ死にそうですし・・・」
マンサム「よし!決まりだな!
それじゃあサニー、ここを案内してやれ」
サニー「はぁ!?また俺かよ!?
まさか、ここに残るように言ったのって・・・」
マンサム「それじゃあよろしく頼むぞ!」
マンサムは昨日と同じように陽輝のことをサニーに任せると、笑いながら去っていった。
「今日もサニーさんの案内・・・!最高の研究所ツアーですよ!」
サニー「は~、しゃーねーな・・・行くぞ」