モルス山脈
名前変換
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
四人は時速四百キロは出しているであろうクインに乗り、デスフォールがある”モルス山脈”に来ていた。
トリコ「人間界で第五位の高さを誇る山々!標高一万五千メートルを越えるこの”モルス山脈”のふもとにデスフォールはあるぞ!」
「ここにデスフォールが・・・高っ・・・」
トリコの声を聞き周囲を見たが、すぐに目を逸らし鱗を掴んでいる手に力を込める。
クインが体制を低くし湖を泳ぐように進むようになると、ようやく陽輝から緊張が解けた。
サニー「ははっ、気持ちいいかクイン?俺も泳ごうかな!」
ざぶん、と湖の中に飛び込むサニーを見たトリコは小松に声をかける。
トリコ「小松!俺らも泳ぐか!」
小松「そ、そんな体力残ってないです僕・・・」
ぐったりとした様子の小松を見て首を傾げる。
トリコ「ん?どーした?」
「そりゃああのスピードの中ずっとしがみついてたんですから仕方ないですよ・・・私達はトリコみたいに体力お化けなわけじゃないんですから」
横にいた陽輝が助け舟を出す。
それを聞いていたのかいなかったのか定かではないが、トリコはすぐに湖に飛び込んでいった。
「元気ですねぇ、さっすがトリコ」
小松「もう・・・ん?な、なんて綺麗な水だ!」
残された小松と陽輝は二人が飛び込んでいった湖を改めて見た。
湖の底までくっきり見えるほどの透明度のある水に驚嘆しながら湖を覗き込んでいる二人の前に、一匹の魚が現れる。
小松「あっ、白雪鮎だ!」
「白雪鮎?」
小松「はい!白雪鮎は・・・え」
「な、何これ!?」
白雪鮎について陽輝に教えようとした小松と、その視線に気付き振り向いた陽輝は目の前の光景に目を疑う。
始めは一匹だけだった白雪鮎がどんどん増えていき、それらが固まって浮き始めたのだ。
サニー「きたー!大漁じゃねこれ!」
この怪奇現象のような状況はサニーの触覚によって生み出されたものだと判明する。
トリコ「水の中でも随分自在に髪を動かせるようになったじゃねーかサニー」
サニー「うるせ、元々自在だっつの」
トリコ「嘘つけカナヅチだったろお前!」
「え!?カナヅチだったんですか!?何ですかその新設定!?どれだけ可愛くなれば気が済むんですか!というか上半身裸じゃないですか!!!」
サニー「久々にそのモードになってんじゃねーほんっとキショイな!!!」
ギャーギャーと騒ぎながらもサニーが獲った白雪鮎を大きな葉の上で焼き始める。
クインは四人が座っている葉を咥えながら進んでいく。
トリコ「天然の白雪鮎を、これまた天然のおしりしおを使っての塩焼き・・・最高だな!」
サニー「何だ?おしりしおって」
トリコ「ぬ!知らねーのかよ!一粒一粒がおしりの形をした塩だろーが」
サニー「おしりの形をした塩!?何だそのキショイ調味料!」
トリコ「キショくねーよ旨いぞ~!上から読んでも下から読んでもおしりしおだぞ」
「おぉ、ほんとだ」
サニー「味関係ねーだろそれ!お前も納得すんな!」
「ん~!めちゃくちゃ美味しいですよサニーさん!」
サニー「もう食ってやがる・・・!」
小松「まぁまぁ仲良く食べましょうよ、おしりしお美味しいですよサニーさん」
サニー「松~!お前らは、っつか陽輝も!味だけ重視するからそんな安直な感想が・・・」
小松「あー!ストーンフィッシュだ!希少な古代魚ですよ!」
「あ、これ前に本で見たことありますよ!」
サニー「お前ら話聞けコラ」
トリコ「人間界で第五位の高さを誇る山々!標高一万五千メートルを越えるこの”モルス山脈”のふもとにデスフォールはあるぞ!」
「ここにデスフォールが・・・高っ・・・」
トリコの声を聞き周囲を見たが、すぐに目を逸らし鱗を掴んでいる手に力を込める。
クインが体制を低くし湖を泳ぐように進むようになると、ようやく陽輝から緊張が解けた。
サニー「ははっ、気持ちいいかクイン?俺も泳ごうかな!」
ざぶん、と湖の中に飛び込むサニーを見たトリコは小松に声をかける。
トリコ「小松!俺らも泳ぐか!」
小松「そ、そんな体力残ってないです僕・・・」
ぐったりとした様子の小松を見て首を傾げる。
トリコ「ん?どーした?」
「そりゃああのスピードの中ずっとしがみついてたんですから仕方ないですよ・・・私達はトリコみたいに体力お化けなわけじゃないんですから」
横にいた陽輝が助け舟を出す。
それを聞いていたのかいなかったのか定かではないが、トリコはすぐに湖に飛び込んでいった。
「元気ですねぇ、さっすがトリコ」
小松「もう・・・ん?な、なんて綺麗な水だ!」
残された小松と陽輝は二人が飛び込んでいった湖を改めて見た。
湖の底までくっきり見えるほどの透明度のある水に驚嘆しながら湖を覗き込んでいる二人の前に、一匹の魚が現れる。
小松「あっ、白雪鮎だ!」
「白雪鮎?」
小松「はい!白雪鮎は・・・え」
「な、何これ!?」
白雪鮎について陽輝に教えようとした小松と、その視線に気付き振り向いた陽輝は目の前の光景に目を疑う。
始めは一匹だけだった白雪鮎がどんどん増えていき、それらが固まって浮き始めたのだ。
サニー「きたー!大漁じゃねこれ!」
この怪奇現象のような状況はサニーの触覚によって生み出されたものだと判明する。
トリコ「水の中でも随分自在に髪を動かせるようになったじゃねーかサニー」
サニー「うるせ、元々自在だっつの」
トリコ「嘘つけカナヅチだったろお前!」
「え!?カナヅチだったんですか!?何ですかその新設定!?どれだけ可愛くなれば気が済むんですか!というか上半身裸じゃないですか!!!」
サニー「久々にそのモードになってんじゃねーほんっとキショイな!!!」
ギャーギャーと騒ぎながらもサニーが獲った白雪鮎を大きな葉の上で焼き始める。
クインは四人が座っている葉を咥えながら進んでいく。
トリコ「天然の白雪鮎を、これまた天然のおしりしおを使っての塩焼き・・・最高だな!」
サニー「何だ?おしりしおって」
トリコ「ぬ!知らねーのかよ!一粒一粒がおしりの形をした塩だろーが」
サニー「おしりの形をした塩!?何だそのキショイ調味料!」
トリコ「キショくねーよ旨いぞ~!上から読んでも下から読んでもおしりしおだぞ」
「おぉ、ほんとだ」
サニー「味関係ねーだろそれ!お前も納得すんな!」
「ん~!めちゃくちゃ美味しいですよサニーさん!」
サニー「もう食ってやがる・・・!」
小松「まぁまぁ仲良く食べましょうよ、おしりしお美味しいですよサニーさん」
サニー「松~!お前らは、っつか陽輝も!味だけ重視するからそんな安直な感想が・・・」
小松「あー!ストーンフィッシュだ!希少な古代魚ですよ!」
「あ、これ前に本で見たことありますよ!」
サニー「お前ら話聞けコラ」