邂逅
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ある日のホテルグルメ。
今日は小松の料理を食べに来るトリコとゼブラのために貸し切りとなっていた。
二人が来ると聞いた陽輝はその手伝いを申し出て、料理を運ぶ手伝いをすることになっている。
そんな陽輝はグルメ馬車に乗っていた際、会えずじまいになっていたゼブラとついに邂逅できることに胸を躍らせていた。
小松「陽輝さん、顔がニヤけてますよ」
苦笑しながら陽輝を見て注意する小松は、トリコとゼブラを迎えるために陽輝と共に入り口に立っていた。
「だってやっと最後の四天王であるゼブラに会えるんですよ!?楽しみすぎて昨日寝れなかったくらいなんですから!寝れなかった時間で仕事全部終わらせてきましたけど」
小松「だから少しクマが出来てるんですね・・・あ、来ましたよ!」
エレベーターの扉が開き、二つの影がこちらに向かってくる。
トリコ「よぉ小松!飯食いに来たぜ!」
小松「お二人のためにたくさん用意してありますから、いっぱい食べていってください!」
ゼブラ「当然だ、足りなかったら承知しねぇからな小僧」
三人が話している様子を陽輝は興奮しながら見ていた。
「あ、あれがゼブラ・・・!でかい!圧が強い!さすが最後の四天王!感激~!」
小声でテンション高く呟いていると、聞こえていないはずのゼブラが反応する。
ゼブラ「あぁ?この声・・・」
トリコ「お、陽輝じゃねぇか!久しぶりだな!」
「はい!お久しぶりです」
トリコに返事をしているにも関わらず、ゼブラは陽輝の方へズカズカと近づいてくる。
「っ・・・?」
何もしていないのに何故か睨まれているような気がして少し身体を強張らせる陽輝。
ゼブラ「おい小娘、あの時俺のことをああだこうだ言ってた奴だな?」
「?何のこと・・・あ、グルメ馬車の時のことですか?」
そういえば、とあの時のことを思い出す。
ココとサニーが会いたがらない様子を見て不安になっていた小松に、ゼブラは絶対に良い人だと言い切った時のことだ。
「小松くん、あの時のこと話したんですか?」
小松「い、いえ、僕は何も・・・」
トリコ「あの距離だとゼブラには聞こえてたんだろうな
ゼブラは数十キロ先の音を聞き分けるほどの聴力の持ち主なんだ
呼吸音や脈拍音も聞き分けられるから、ゼブラの前で嘘はつけねーぞー、すぐバレるからな」
陽輝と小松の会話を聞いていたトリコが面白がるように補足する。
「すごっ、どんな聴力ですかそれ・・・!だからあの時の会話も聞こえてたってことですか・・・」
トリコ「何言っちまったんだ~?陽輝」
「べ、別に変なことは言ってないですよ!ただ、四天王の一人なら絶対良い人だ、って言っただけです」
トリコ「ゼブラが良い奴だぁ?会ってもない状態でそんなこと言えるのは陽輝だけだな」
小松「ですが、陽輝さんの言う通りでしたよ!最初はやっぱ怖かったですけど、グルメピラミッドではたくさん助けてくださったんです」
「ほら~!やっぱそうですよね!三人が信頼してるんですから、絶対良い人なんです!」
ゼブラ「黙って聞いてりゃ小娘、てめぇ相当調子に乗ってんな」
「えぇ!?何でそうなるんですか!?」
ゼブラ「うるせぇ、俺が良い人だとかなんとか・・・俺の前で平然と嘘つくたぁ相当調子に乗ってる証拠じゃねぇか」
「嘘じゃないですよ!マジで言ってるんですよ私は!」
ゼブラ「おいコラ耳元で叫ぶんじゃねぇ、俺の耳はデリケートなんだからよ」
「そういう冗談言うんだ・・・もう既に好きだわ・・・」
トリコ「おっ、久々に出たな!通称おたくモード」
小松「さすが陽輝さん、ゼブラさんを前にしても平然としてるなんて・・・」
初対面なのにもう仲良く(?)なっているゼブラと陽輝を見て、トリコは笑い、小松は呆気にとられるのだった。
今日は小松の料理を食べに来るトリコとゼブラのために貸し切りとなっていた。
二人が来ると聞いた陽輝はその手伝いを申し出て、料理を運ぶ手伝いをすることになっている。
そんな陽輝はグルメ馬車に乗っていた際、会えずじまいになっていたゼブラとついに邂逅できることに胸を躍らせていた。
小松「陽輝さん、顔がニヤけてますよ」
苦笑しながら陽輝を見て注意する小松は、トリコとゼブラを迎えるために陽輝と共に入り口に立っていた。
「だってやっと最後の四天王であるゼブラに会えるんですよ!?楽しみすぎて昨日寝れなかったくらいなんですから!寝れなかった時間で仕事全部終わらせてきましたけど」
小松「だから少しクマが出来てるんですね・・・あ、来ましたよ!」
エレベーターの扉が開き、二つの影がこちらに向かってくる。
トリコ「よぉ小松!飯食いに来たぜ!」
小松「お二人のためにたくさん用意してありますから、いっぱい食べていってください!」
ゼブラ「当然だ、足りなかったら承知しねぇからな小僧」
三人が話している様子を陽輝は興奮しながら見ていた。
「あ、あれがゼブラ・・・!でかい!圧が強い!さすが最後の四天王!感激~!」
小声でテンション高く呟いていると、聞こえていないはずのゼブラが反応する。
ゼブラ「あぁ?この声・・・」
トリコ「お、陽輝じゃねぇか!久しぶりだな!」
「はい!お久しぶりです」
トリコに返事をしているにも関わらず、ゼブラは陽輝の方へズカズカと近づいてくる。
「っ・・・?」
何もしていないのに何故か睨まれているような気がして少し身体を強張らせる陽輝。
ゼブラ「おい小娘、あの時俺のことをああだこうだ言ってた奴だな?」
「?何のこと・・・あ、グルメ馬車の時のことですか?」
そういえば、とあの時のことを思い出す。
ココとサニーが会いたがらない様子を見て不安になっていた小松に、ゼブラは絶対に良い人だと言い切った時のことだ。
「小松くん、あの時のこと話したんですか?」
小松「い、いえ、僕は何も・・・」
トリコ「あの距離だとゼブラには聞こえてたんだろうな
ゼブラは数十キロ先の音を聞き分けるほどの聴力の持ち主なんだ
呼吸音や脈拍音も聞き分けられるから、ゼブラの前で嘘はつけねーぞー、すぐバレるからな」
陽輝と小松の会話を聞いていたトリコが面白がるように補足する。
「すごっ、どんな聴力ですかそれ・・・!だからあの時の会話も聞こえてたってことですか・・・」
トリコ「何言っちまったんだ~?陽輝」
「べ、別に変なことは言ってないですよ!ただ、四天王の一人なら絶対良い人だ、って言っただけです」
トリコ「ゼブラが良い奴だぁ?会ってもない状態でそんなこと言えるのは陽輝だけだな」
小松「ですが、陽輝さんの言う通りでしたよ!最初はやっぱ怖かったですけど、グルメピラミッドではたくさん助けてくださったんです」
「ほら~!やっぱそうですよね!三人が信頼してるんですから、絶対良い人なんです!」
ゼブラ「黙って聞いてりゃ小娘、てめぇ相当調子に乗ってんな」
「えぇ!?何でそうなるんですか!?」
ゼブラ「うるせぇ、俺が良い人だとかなんとか・・・俺の前で平然と嘘つくたぁ相当調子に乗ってる証拠じゃねぇか」
「嘘じゃないですよ!マジで言ってるんですよ私は!」
ゼブラ「おいコラ耳元で叫ぶんじゃねぇ、俺の耳はデリケートなんだからよ」
「そういう冗談言うんだ・・・もう既に好きだわ・・・」
トリコ「おっ、久々に出たな!通称おたくモード」
小松「さすが陽輝さん、ゼブラさんを前にしても平然としてるなんて・・・」
初対面なのにもう仲良く(?)なっているゼブラと陽輝を見て、トリコは笑い、小松は呆気にとられるのだった。