そのままの君が
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吹き飛ばしたデビルクロコダイルが起き上がってこないことを確かめた後、サニーは飛ばされた陽輝の元へ駆け寄る。
サニー「おい陽輝!大丈夫か!?」
「び、ビックリした・・・いってて・・・」
上半身を起こしながらぶつけたところを擦る陽輝。
サニー「お前、怪我してんのか!?」
「そ、そんな大げさに反応しなくても大丈夫ですよ、サニーさんのおかげで打ち身だけなので」
サニーの勢いに驚きつつも無事だと伝えると、ホッと安堵したような顔になる。
サニー「お前なぁ・・・心配させんじゃねーよ・・・」
(また心配、してくれたんだ・・・やばい、嬉しいとか思ってる・・・)
サニーから目を背けると、地面に転がったある物が目に入る。
「あ、私は大丈夫でしたけど・・・」
拾い上げた陽輝の手元にはグシャグシャになった眼鏡があった。
擦った時に壊れてしまったのだ。
サニー「あー・・・こりゃダメだな」
「ですよね・・・困ったなぁ・・・」
壊れた眼鏡を眺めながらため息をつく陽輝を見て、サニーはふと疑問に思ったことを尋ねる。
サニー「お前、今見えてんの?」
「いや全然?あ、でも」
ずいっと背伸びをしてサニーに近付く陽輝。
二人の顔の距離は三十センチくらいしかないほどに近くなっていた。
サニー(ち、近っ・・・!)
「こうすればサニーさんの顔は見えますよ、かっこいい~!」
笑顔で真っ直ぐ見つめてくる陽輝。
普段意外と恥ずかしがり屋な陽輝は、真正面から近づいてくることがほとんどない。
そんな陽輝が急に近づいてきたことにサニーは動揺する。
サニー「わ、わかったから離れろ!」
「あ、すみません、距離感がよくわからなくて」
離れながら、やっぱ早く新しいの買わないとですねーと呟く陽輝。
そんな陽輝を見てサニーは少し考えた後、陽輝の顔に手を添える。
サニー「そんなんつけるより、このままの方が可愛いだろ」
二人の間に沈黙が訪れる。
「・・・ぇ」
陽輝の顔が見る見る赤くなっていく様子を見て、サニーは自分が何を言ったのかに気付く。
サニー「・・・あ」
添えた手で急いで陽輝の目を覆い、自分の顔を見られないように隠した。
「わっ、ちょっ、サニーさん!?暗いんですけど!」
サニー「うっせ!早く来ねぇと置いてくぞ!」
サッと手を離し倒れているデビルクロコダイルの元へ早歩きで歩いていく。
「えぇ何で!?待ってくださいよ!見えないんですから~!」
サニー(ちっ、何言ってんだ俺は・・・!)
陽輝に見られないようにしていた顔は、陽輝以上に真っ赤になっていた。
そんな自分の顔を隠すように片手で覆うサニーだった。
サニー「おい陽輝!大丈夫か!?」
「び、ビックリした・・・いってて・・・」
上半身を起こしながらぶつけたところを擦る陽輝。
サニー「お前、怪我してんのか!?」
「そ、そんな大げさに反応しなくても大丈夫ですよ、サニーさんのおかげで打ち身だけなので」
サニーの勢いに驚きつつも無事だと伝えると、ホッと安堵したような顔になる。
サニー「お前なぁ・・・心配させんじゃねーよ・・・」
(また心配、してくれたんだ・・・やばい、嬉しいとか思ってる・・・)
サニーから目を背けると、地面に転がったある物が目に入る。
「あ、私は大丈夫でしたけど・・・」
拾い上げた陽輝の手元にはグシャグシャになった眼鏡があった。
擦った時に壊れてしまったのだ。
サニー「あー・・・こりゃダメだな」
「ですよね・・・困ったなぁ・・・」
壊れた眼鏡を眺めながらため息をつく陽輝を見て、サニーはふと疑問に思ったことを尋ねる。
サニー「お前、今見えてんの?」
「いや全然?あ、でも」
ずいっと背伸びをしてサニーに近付く陽輝。
二人の顔の距離は三十センチくらいしかないほどに近くなっていた。
サニー(ち、近っ・・・!)
「こうすればサニーさんの顔は見えますよ、かっこいい~!」
笑顔で真っ直ぐ見つめてくる陽輝。
普段意外と恥ずかしがり屋な陽輝は、真正面から近づいてくることがほとんどない。
そんな陽輝が急に近づいてきたことにサニーは動揺する。
サニー「わ、わかったから離れろ!」
「あ、すみません、距離感がよくわからなくて」
離れながら、やっぱ早く新しいの買わないとですねーと呟く陽輝。
そんな陽輝を見てサニーは少し考えた後、陽輝の顔に手を添える。
サニー「そんなんつけるより、このままの方が可愛いだろ」
二人の間に沈黙が訪れる。
「・・・ぇ」
陽輝の顔が見る見る赤くなっていく様子を見て、サニーは自分が何を言ったのかに気付く。
サニー「・・・あ」
添えた手で急いで陽輝の目を覆い、自分の顔を見られないように隠した。
「わっ、ちょっ、サニーさん!?暗いんですけど!」
サニー「うっせ!早く来ねぇと置いてくぞ!」
サッと手を離し倒れているデビルクロコダイルの元へ早歩きで歩いていく。
「えぇ何で!?待ってくださいよ!見えないんですから~!」
サニー(ちっ、何言ってんだ俺は・・・!)
陽輝に見られないようにしていた顔は、陽輝以上に真っ赤になっていた。
そんな自分の顔を隠すように片手で覆うサニーだった。