笑顔
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サニーのヘアロック事件が効いたのか、遠目で見る人達がいるもののあれ以来群がってくることはなくなった。
それでも人が多いことには変わりなく、陽輝はさっさと歩いて行ってしまうサニーを小走りで追いかける。
二人は店に並んでいる食材や料理を見つつ食べつつしていたが、陽輝が興味を持つものの中にはサニーにとっては興味がないものも多く、その時はサニーが後ろ側で陽輝が満足するまで待っている。
逆に陽輝はサニーが興味を持ったものには全て反応し、一緒に隣で見ていた。
そうして美容フェアの半分ほどを見終わったところで、陽輝があるものに気付く。
「?サニーさん、あれって・・・」
サニー「ん?」
陽輝が指差した先には道の端でキョロキョロしながら涙目になっている男の子がいた。
サニー「迷子か・・・?あっ、おまっ、勝手に行くなし!」
サニーの制止も聞かずに男の子の元へ駆け寄る陽輝。
男の子に視線を合わせるためにしゃがみ、明るく話しかける。
「どーも、こんにちは!何か困ってるのかな?」
男の子「!」
急に声をかけられて驚いたのか一瞬ビクリと身体を震わせたが、一人じゃなくなったことに安心したのか目を潤ませながら答えた。
男の子「ママが・・・いなくなっちゃった・・・うぅっ、うわぁぁぁん!」
「そうか、母親とはぐれちゃったのか・・・」
ん~、と少し考えた後、狙ったように急に大きな声を出す陽輝。
「よぉし!!!」
男の子「っ!」
陽輝の大声にビックリした男の子の涙が止まる。
「私達と一緒に探そうか!」
男の子「えっ・・・いいの?」
「もちろん!ね、サニーさん?」
いつの間にか背後まで追いついていたサニーの方を向いて問う。
サニー「仕方ねーな、このまま放っておくのは美しくねぇし」
男の子「わっ、カラフルお兄ちゃん・・・!」
サニー「カラフルお兄ちゃんて!」
「ぶはっ」
サニー「笑うな!」
「だって、カラフルお兄ちゃんって・・・あっははは!」
サニー「大爆笑しやがって・・・!この!」
サニーは両手で陽輝の頬を横にびよーんと伸ばした。
「ひゃ!ひゃにひゅるんでひゅか~!」
男の子「あっははは!」
二人のやり取りを見てようやく笑顔になった男の子を見て、お互い顔を合わせるサニーと陽輝だった。
それでも人が多いことには変わりなく、陽輝はさっさと歩いて行ってしまうサニーを小走りで追いかける。
二人は店に並んでいる食材や料理を見つつ食べつつしていたが、陽輝が興味を持つものの中にはサニーにとっては興味がないものも多く、その時はサニーが後ろ側で陽輝が満足するまで待っている。
逆に陽輝はサニーが興味を持ったものには全て反応し、一緒に隣で見ていた。
そうして美容フェアの半分ほどを見終わったところで、陽輝があるものに気付く。
「?サニーさん、あれって・・・」
サニー「ん?」
陽輝が指差した先には道の端でキョロキョロしながら涙目になっている男の子がいた。
サニー「迷子か・・・?あっ、おまっ、勝手に行くなし!」
サニーの制止も聞かずに男の子の元へ駆け寄る陽輝。
男の子に視線を合わせるためにしゃがみ、明るく話しかける。
「どーも、こんにちは!何か困ってるのかな?」
男の子「!」
急に声をかけられて驚いたのか一瞬ビクリと身体を震わせたが、一人じゃなくなったことに安心したのか目を潤ませながら答えた。
男の子「ママが・・・いなくなっちゃった・・・うぅっ、うわぁぁぁん!」
「そうか、母親とはぐれちゃったのか・・・」
ん~、と少し考えた後、狙ったように急に大きな声を出す陽輝。
「よぉし!!!」
男の子「っ!」
陽輝の大声にビックリした男の子の涙が止まる。
「私達と一緒に探そうか!」
男の子「えっ・・・いいの?」
「もちろん!ね、サニーさん?」
いつの間にか背後まで追いついていたサニーの方を向いて問う。
サニー「仕方ねーな、このまま放っておくのは美しくねぇし」
男の子「わっ、カラフルお兄ちゃん・・・!」
サニー「カラフルお兄ちゃんて!」
「ぶはっ」
サニー「笑うな!」
「だって、カラフルお兄ちゃんって・・・あっははは!」
サニー「大爆笑しやがって・・・!この!」
サニーは両手で陽輝の頬を横にびよーんと伸ばした。
「ひゃ!ひゃにひゅるんでひゅか~!」
男の子「あっははは!」
二人のやり取りを見てようやく笑顔になった男の子を見て、お互い顔を合わせるサニーと陽輝だった。