三成、私の御主人様になってください! 裏
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「どうすればいいのだ」
「そ…その縄で、とりあえず両手首を縛ってくれる…?」
全裸でベッドに寝転がって、服を着たままの三成を見上げた。
三成は今回は私に付き合ってくれるらしいが、まずノーマルな彼はSM的なプレイの手順がわからない。結構マニュアル人間なところがある三成に、なんとなくヒアリングで、なんてことが言える訳ないだろう。
だから彼には、この行為中、私が次どうしてほしいか声に出して伝える必要がある。
縄を持った三成に『それで縛ってほしい』なんて伝えるのは羞恥を掻き立てられて、好色な私の身体は既に甘い疼きを覚え始めていた。
「こう、か」
「い、……っ」
「…すまん」
手首を縛り付ける彼の手つきは、酷く遠慮がちだ。それなのに痛みを感じるのは、三成が力加減というものが苦手だからだろう。
皮膚に食い込んだ縄が血流を鈍らせ、手先がぴりぴりと痺れる。
「っ、いいよ三成、私、痛くてもいいから…、緩めなくて、いいよ」
「…そんなものなのか」
三成はその言葉に戸惑っていたようだけど、私は嘘なんて言っていない。
その証拠に、膝をすり合わせてみれば、そこはぬるりと擦れて、密かな粘着質な音をたてるのだから。…三成は気付いていないだろうけど。
手首だけだし大丈夫だと彼を宥めすかして、私は次に何をしたいかと、頭の中で思い描いた。
…多分、今三成は、この状況に混乱して、落ち着けていないのではないかと思う。そんな中でいきなりハードなことをさせるのは、私にも彼にも良くない。
こんな爆発寸前みたいな顔、中々見ないし。これじゃあ、まず勃たないだろう。彼は繊細なんだ。
「そんなに緊張しないで…、私、大丈夫だから。…舐めさせてね、三成」
「、あ、ああ…」
ベッドに楽に座ってもらって、巻いてあるベルトを取り払った。
モノに手を優しく添えて、まだ赤い彼の顔を見上げる。ソレはやっぱり、まだ下を向いていた。
戸惑いもあるだろうし、元々ノーマルだったらより一層緊張して興奮どころじゃないだろう。
直接的に気持ち良くなれれば、少しは緊張が解れるかもしれない。
「、ん……、ん、」
「由香…」
「ん、気持ちいい?三成。もっと頑張るから、緊張しないで楽にしてて…?」
「ああ…」
裏筋を、ソフトクリームを舐めるみたいに舌全体を使って舐め上げる。先端に舌を這わす時は、手も使って上下に擦って…、そんな風にしていれば、いつも通りの動きに安心したのか、彼の身体から多少力が抜けてきたのを感じた。
少しずつ、いつも私を抱く時に近付いていくソレの様子に、私はしばらくして顔をそれから離した。
…これなら、先に進んでも大丈夫そうだ。