結局、相性100% 裏
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…「もう、はんべ、私疲れた…」
「そうかい?僕は大満足だけどね」
ベッドの中で、彼の腕枕で寝そべる。それはいつもと全く同じ光景。
…ただ違うのは、私がいつもより百倍くらい疲れていることと、半兵衛がものすごくいい笑顔なことだ。
どれくらいの時間まぐわっていたのかはわからないけれど、少なくとも私が気絶してしまったんだから、かなり濃い行為だったことに間違いはないだろう。
…半兵衛が、自分の性癖に素直になったら、あんなに激しいなんて……。
「大丈夫だよ。縄の跡は残らないようにしてあるからね」
「あ、そう、それはそれは…、じゃないでしょ、すっごい恥ずかしかった」
「ふふ、そうかい。ごめんね?…でも、これかはの楽しみが増えたね」
半兵衛は、相変わらずの輝かしい笑顔で私の顎をすっと持ち上げる。
楽しみとは、一体何のことだろう?
そう思った私は、次の半兵衛の言葉に恐れ慄いた。
「…君が、あそこまでのM性を秘めているとは思わなかったよ。これからの調教のしがいがありそうだ」
「…え」
…一回だけって言った気がするんだけど。
しかし、その有無を言わさない表情に、私は逃げることを早々に諦めた。笑顔っていうのは、こういう時は怒った顔よりタチが悪い。
それに、ちょっと喜んでいる自分がいることも、否定できないし、ね。