結局、相性100% 裏
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しゅるりと、革どうしが擦れる音が聞こえる。その後に響いたのは、鎖のチャリ、という金属音だ。
私のために用意したという、赤い首輪。
彼が手慣れた様子で巻いたそれは、私が所有されている証だった。
「…うん、よく似合っているよ。これで、君は僕のものだ。嬉しいかい?」
「は、い」
「そうか…、僕も嬉しいよ」
とうとう、というべきか、彼は首輪の鎖を引いて、私をベッドの上へ引き寄せる。
犬扱いなんてされれば嫌なのが普通とわかっているのだけれど、私は酷いことをされて興奮してしまうたちらしい。
ぞくぞくとする身体を横たえると、半兵衛は縄を引っ張り出してきて、私の四肢を縛り付け始めた。
本格的な麻縄はロープなんかと違って表面に多少の毛羽立ちがあって、ざらざらと肌に引っかかる感覚と締め付けが痛いくらいだ。
手首と足首が締め付けられて、手先がぴりぴりと痺れる。
視界がぼんやりと潤む。しかし、それと同時に甘くじんと響くのは、辛さではなく倒錯した悦びだった。
「は、ぁ……っ、半兵衛、……っ」
「こんなに濡らして…、優しい愛撫より、こちらのほうが余程君には効果的みたいだね」
「あぁぁっ」
半兵衛の指がグチュリと二本入り込んできて、中の凹凸を描き撫でていく。
絶えず響く水音といい、ヌルリとした感触といい、私は自分で思っている以上に濡らしてしまっているらしい。
「ぁ、あ……♡あぁっ、ぁ」
「ほら、欲しいんだろう?こんなに涎を垂らして…、僕のモノで、ここを搔き回されたいんだろう?」
「ひ、っう、あ」
トン、と、彼の人差し指の先が子宮のあたりを指した。半兵衛の熱く猛ったモノで、一番奥まで何度も突き上げられるのは、何にも代えがたい快感だ。
子宮の奥が、彼の精が欲しいと言って疼き出す。優秀な雄の子を孕みたいと思う、雌の本能なのだろうか。
「は……ッ、ぁ、欲、しい…っ、欲しい、半兵衛っ」
「そうだね。…なら、ほら…僕が欲しいと、はしたなく強請ってごらん?」
「あ、ぁあ」
割れ目の間を、彼のソレがゆっくりとなぞる。
ベッドの脚に縛り付けられた手足はあまり動かないけれど、興奮に小刻みに震えているのも、ばれているのかもしれない。
彼の声が、脳に浸透して、思考が犯されていく。
…きっと半兵衛は、言う通りにしないと、挿れてくれないんだろう。
勿論恥ずかしさはあるけれど、その向こうのご褒美に、私はもう目がくらんでしまっている。…それに、これ以上焦らされたら、気が狂ってしまいそうだ。
「は、半兵衛の……」
「僕の?」
「半兵衛の…う、ぅ、半兵衛様の…っ、半兵衛様のッ、おっきい、おチンポくださいぃっ!」
最後の最後は自分でも何を言ってるのかわからないままで、はしたないだろう、彼の望むだろう言葉を必死に吐き出した。
羞恥に熱くなる身体に、待ちわびた半兵衛のモノが入り込んでくる。
「、合格…、どころか、百点満点だよ、由香……っ!」
「あぁ……ーーーーーッ!!」
…いつもとは硬度も質量も段違いのモノに貫かれて、私はどんな矯正をあげたのか、認識することさえできなかった。
記憶に残っているのは酷い快感だけで、何度もイッてしまったこと以外には何もわからなかった。