結局、相性100% 裏
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「うう……は、恥ずかしい……」
「ああ…、成る程ね。それを見られるのが恥ずかしかったのかい?」
…下ろした下着との間に、きらりと光る滴。
私は思いの外さっきの前戯のせいか濡らしてしまっていたようで、ゆっくりと下着を下ろそうとすれば、そこに愛液の糸がかかってしまうのだ。
…考えすぎかもしれないけど、なんだか、ここで濡らしているとSMに興奮してるみたいで、無性に恥ずかしくなってしまう。
「う、う……、またとぼけて…こうなるの、知ってて言ったよね…」
「ふふ、思った通り、いい顔をするね。じゃあ、僕がいいと言うまで、そのまま止まってみようか」
「っ、もう、…意地、悪……、やだ」
つぅ、と、細い糸に愛液の滴が玉になって伝う。
止まれと命令されたら止まれとさっき言われたけど、下着を脱ぎかけた格好のままじっと見られるのは考えた以上の羞恥なのだ。
呼吸が荒くなり、かあっと頭に血が上る。羞恥と屈辱感によってバクバクと脈打つ心臓の動きが手先にまで伝わって、布を掴んでいる指がふるふると震えていた。
…しばらくしてようやくふつりと糸がほどけた時には、私はほとんど何もしていないはずなのに息切れしていて、全身は汗ばんで、まるで運動でもした後のようだった。
「中々良かったよ。…もう脱いで大丈夫だ」
「わかった…」
深く考えれば負けだと、ぼうっとしたまま身体を覆う布を全て取り去る。
先ほどまでは冷たくて不快だった床の感覚も、今の私の火照った身体には心地が良かった。
「充分熱くなっているみたいだね。もっと、達したくなったんじゃないかい?」
「………う、ん…」
「すごく物欲しげな顔をしているね。…イキたいと言ってごらん、由香」
頬に当てられた彼の指が、少しひんやりして気持ちいい。下半身に力が入らず、座り込んだままでその感触に擦り寄ると、半兵衛はそのまま私の頭をそっと撫でてくれた。
「…半兵衛、それも、命令?」
「命令だと、言ってほしいのかい?」
「え、あ、その、え…?」
命令だと、言ってほしい?そんなまさか。
半兵衛に命令されると、私は…、私は…、あれ、どうしてあんなこと聞いたんだろう。
ムカついたり…はしないけど…、嫌…というほどでもないけど……、でも、屈辱なはずなのに。
私がそうやって、ぐるぐると思考回路を回しては同じ所に着地するのを繰り返していると、半兵衛はそれを見透かしたようにふ、と笑った。
それからこちらの顎をくい、と持ち上げると、私の思考を断ち切るように短く言葉を紡ぐ。
「…言いたまえ、由香。イキたいと、僕にねだってみせるんだ」
「ぁ、ーーー」
その途端、ぶわっと彼の言葉に脳が支配されて、身体の奥を不思議な電流が駆け上がった。
唇の端から、強烈な疼きに耐えようとする苦しげな呼吸が漏れる。
私は彼の膝に手を付いて、目をそらせないまま、気付けば彼の言う通りに口を開いていた。
「い、イキ、たい…ッ、イキたい、半兵衛…っ」
「…そうだね。素直になれたし…、許可してあげてもいいよ」