結局、相性100% 裏
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
ベッドから降りて、と命令され、私は冷たいフローリングの床にぺたりと座った。
半兵衛はベッドのふちに座って足を組んで、こちらを見下ろしている。…上下関係なんて、私と彼の間に一時的にでもできることになるなんて、思わなかったのに。
「…由香、君を悦ばせてあげたいのは山々だけど、さっきも言った通り、ただイかせるだけではつまらない」
「……、半兵衛…」
「…おやおや、そんな顔をしてしまって。達したいのかい?」
「……うん…」
…私が今、どんな顔をしているのかはわからないけれど、きっと物欲しげな顔をしているのだろう。
いつも行為をする時、半兵衛はたくさん私を甘やかしてドロドロにして、不満なんて感じないくらいイかせてくれていたから、そんなの感じたことがなかったけど。
初めて自覚した情欲を持て余しながらも頷くと、彼は少し考えるような仕草をした後、人差し指で私の身体を指した。
「いいかい?由香。僕は今から君にいくつか命令をする」
「……うん」
「大丈夫、難しいことは言わないよ。ただ、君が少し恥ずかしい思いをすればできることばかりだから。それにきちんと従えたら、達する許可をあげよう」
「……っ」
…恥ずかしい、思いって。
どんな命令をされるのかと怖くもなったが、今考えればいつも私はされるばかりだった気がする。今日の一度くらい、私も半兵衛を満たしてあげたい。
そう思って、また一つ、こくりと頷いた。
「うん、いい子だね。じゃあ…、由香、そこで下着を脱いでくれたまえ」
「うん、わかった…」
「ただし、僕の言う通りに動くんだよ」
「?うん…」
下着を脱ぐこと一つで、何をするつもりなのか。
そう思いながら私はブラのホックに手を伸ばして、多少気合を入れてきていたそれを外した。
ブラは、行為中は不要なので、そのあたりに二つに折って放っておく。
次に膝立ちになってショーツを下ろそうとすると、彼が待ったをかけた。
「…下はゆっくり脱いで、僕が止まれと言ったら止まるんだ。いいね」
「うん」
…彼が何をしたいのかはわからないまま、下着をすっと下ろしていく。
しかし、少し下ろしたところで、半兵衛の意図がわかってしまった。
「…っ!」
思わず下着を履き直す。
そこの濡れた感覚は、上の服を脱いだ時なんかとは比べ物にならない。
「は、半兵衛…」
「どうかしたのかい?」
「あ、えっと、その、ぬ、脱ぐところ、そんなにじっと見ないで……」
さっき言われたことに反するけど、ショーツのほうはさっさと脱ぎたい。誰にも見られないうちに。だって、あんなの、恥ずかしすぎるじゃないか。
「ふふ、いつも見ているというのに、何を恥ずかしがっているんだい?」
「そ、その…、わかってるでしょ、半兵衛…!」
「さあね?…さあ、早くしたまえ」
「………」
この惚け方、確実に私を逃がす気がない。
…そうわかった私は観念して、ゆっくりと下着を下ろした。