ご主人様の絶対命令 裏
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
くちゅ、と響く水音が、他の人に気付かれないか不安なほど、頭の中に響く。
水分を留めておく下着すら無い状態で下手をすればスカートに染みてバレてしまいそうだ。
…それなのに、その状況にも感じてしまうなんて。
「この濡らし方…、我慢できなかったのかい、由香?」
「あ、ぅ……、すい、ません……」
「まあ、取ってはいけないとは言ったけど、達してはいけないとは命じていなかったからね。…でも、勝手にイくなんて、まだ躾が足りなかったみたいだな」
「ごめん、なさい…」
…半兵衛様は不思議と、私がイッてしまったことがわかるらしい。
確かに私は今日、彼からの命令に興奮するあまり、許可なく何度か達してしまっていた。
掠れた小声でごめんなさい、と何度も謝るが、それだけで許されるはずはない。
勝手をすればその分の罰を。それが私と彼の間にある主従関係であり、心の奥底で私達二人が求めているものでもある。
「何回イッたか、この口で今、告白してみたまえ」
「ご、めんなさい……半兵衛様…わたし……」
「ほら、さっさとするんだ。僕の命令は絶対だろう?」
「はい……っ、さ、三回…三回、イッてしま……ぁっーー!」
…いきなり、ローターの小刻みな振動ばかりを与えられていた内壁に、擦れる刺激が走った。
半兵衛様の指が、中に二本同時に突き立てられたのだ。身体ごと串刺しにされたように背筋をピンと張る私の中に、半兵衛様はぐりぐりと指先を捻じ込んでいく。
ローターが子宮口に触れ、なお押しつけられる感覚に、私は一瞬意識が飛びそうになった。
「…ああ、僕の指が汚れてしまったよ」
「ん"………ッ、っ♡」
私をイってしまう寸前まで追い詰めて、半兵衛様はそこから指を抜いた。その拍子に、そこから溢れた愛液が太腿を伝っていく。
指先はそこを離れると、そのまま私の顔のあたりまで移動し、半開きだった唇の隙間に突っ込まれた。
愛液は、その指にも勿論纏わりついていて、口の中にしょっぱさと酸味が広がる。
舌の付け根くらいまで入ってくる指に付いているそれを、私は苦しさを耐えながら必死に舐め取った。
…指が口から抜かれると、苦しさや興奮で意識は少し朦朧としていてもうあまりまともな思考は残っていない状態で、もうこうなると私はただ半兵衛様に従うしかできない。
私が降りる駅も、半兵衛様が降りる駅も、ここからはそれなりに時間がある。
私は彼の顔を見上げ、命令されるのを待った。