変態彼氏! 裏
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「………ッ、い、た……、や、……ッうぅ」
「痛いですか?…抵抗されるのもいいですが、泣かれるのも悪くありませんね」
ギチリと、無理やり広げられたそこが悲鳴を上げるのが聞こえた気がした。
身体の中心に楔を打ち込まれたような気持ちで、視界はぼやけて光秀のムカつく顔も目に映らない。
無理だと言う私のことなど意に解さず突っ込まれたバイブは、隙間もない程に中を埋め尽くし、震えるローターを一番奥に押しつけてきていた。
お腹側から肺を圧迫されているみたいに息苦しくて、悪態をつくことも考えられず荒く呼吸をする。
「…は、ぁ……ッ!はっ、やっ、」
「苦しそうですね。…ックク、動かしてしまいますよ」
「や、やめっ……やあぁあッ!」
バイブが少しでも振動すれば、中の粘膜が強く掻き撫でられているような感覚で、気持ちいいとかよりも怖くて、思うより鋭い声が上がった。
少し止まったかと思えば何秒か後にまた振動を再開するそれを、私はただ受け入れるしかなく、段々と重ねた意地が剥がれ落ちていく。
こいつムカつく、が、こわいからやめて、に変わっていくのを止める術さえ私には何もなく、唇から溢れる言葉だけじゃ強気を装うことは難しそうだった。
「……ッ、や、め、ば、か……ッ、やだぁ、」
「いいですね、いい声です…、恐怖と媚びが混じった、私が好きな声ですよ。それでもまだ素直になれないのも可愛いらしいですね」
「ほんとに、やめ…ッ、……ッんうぅ!」
振動で揺さぶられるのは、そこだけではなく、私のお腹から、頭の中まで全身だ。身体の中をミキサーにでもかけられたような感覚に、おかしくなりそうな波がぞわぞわと私の頸を粟立たせる。
体勢に対する恥ずかしさとかはもう気にする余裕もなくて、どうすればこの状況から逃げ出せるかだけが私の頭の中を占めていた。
「…み、光秀……ッ、光秀、待って、おねがい」
「何ですか?」
「……もう、やめて…、私、できることなら、するから…、もう、こんなこと……」
「……おやおや」
光秀の行為が、これだけで終わるということはないだろう。
これだけでも充分追い詰められているけど、光秀のこういうことに対する探究心が生半可なものでないことは、私が一番わかっている。
…このまま光秀の好きなように最後までされたら、私はどうなってしまうのか。未知すぎて、怖くて仕方ない。
絞り出した懇願の台詞は、私にしては随分と可愛らしいもので、自分がしたことなのに少しプライドが傷付いたが、背に腹は変えられないのだ。
「そんなに怖いですか?…そうですね、最後まで無理やりするのはつまらない。では由香、一つ賭けをしませんか?」
「………賭け?」
この状況から脱出できる可能性があるのなら、それが藁でも蜘蛛の糸でも縋るしかない。
垂らされたものがすぐ切れてしまうような頼りないものでないことを祈って、私は彼の言葉の先を促した。