変態彼氏! 裏
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「み〜〜つ〜〜ひ〜〜で〜〜〜……」
「おやおや、どうしたのですか?可愛い顔が台無しですよ」
「どうしたのですかじゃない!この変態!馬鹿!阿呆っ!」
私が目覚めた時にはとうに光秀は起きていて、ベッドの側で椅子に座ってコーヒーを啜っていた。
いつも使わない筋肉を使わされたからか若干違和感のある身体を起こして、自分のできる限りの険しさで光秀を睨んでみる。…しれっとした顔で貴女もどうです、なんてコーヒーを勧めてくるけど…私怒ってるんだけど!?
「あんたねぇ…!場合によっては警察行かれてもおかしくないようなことした自覚あるわけ…!?」
「警察には厄介になりたくないですね。しかし貴女なら行かずにおいてくれると思ったもので」
こいつのしたことといえば、眠った私を拘束してからの結構無理矢理気味な凌辱。恥ずかしいことに最後は自分から迎え入れてしまったが、最初の方だけ見たらほぼレイプ魔みたいなものだったはずだ。確かに訴える気はないが、それでももっとこう…、大事な彼女に対しての誠意的なものはないんだろうか。
こいつにそんなものを今更期待するのもと思わなくはないけど、合意のない行為で性癖を弄り倒されたのだから、それくらい要求したって許されるだろう。
「…けれど、貴女も愉しんでいたでしょう?」
「う……」
「貴女が本気で嫌だと言うなら、これきりにしてあげてもいいのですが…?」
余裕そうな微笑みを浮かべながら、光秀は私の顔を覗き込んだ。疑問形で聞いているわりに、目には既に勝利を確信しているような色が宿っている。
…把握されてやがる。三日月のように弧を描いた彼の目と視線を合わせていられなくて、私は渋々視線を落とした。
恥ずかしいし屈辱なのだけど、さっきのアレは反則的な気持ち良さだった。正直もう脳内に刻み込まれてしまったというか、忘れられそうもないのだ。
「……くそ…悔しい……」
「ククク、可愛いですね。…ああでも、一つ謝りたいことがありまして」
「へ?」
「ああいえ、大したことではないのですが。上手く事に持ち込むために、貴女のカップに睡眠薬を少々垂らさせていただいたのです。大分眠っていらっしゃいましたから、今日中に家に帰して差し上げられませんでしたね、申し訳ありません」
「え……睡眠…睡眠薬……?えっ何計算して薬盛ったのアンタ……?そして盛られてたの私……?」
「快適な眠りだったでしょう?」
「…………ちょっと殴らせてもらっていいかな、十発くらい」
「喜んで!」
「喜ぶな!!…ああもう、何で私はあんたみたいのに引っかかっちゃったんだろうなぁ!」