変態彼氏! 裏
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戻ってきた光秀が手にしていたものは一つではなくて、ベッドサイドに置かれたものには見覚えのあるものもないものも入り混じっていた。
用途のわからないものも勿論あるけれど、わかるのは、全ていかがわしい目的で、私を貶めるために使うのだろうということだ。
「……っ、」
「…さて、愉しい調教の時間ですね。ねえ由香、これが何かわかりますか?」
目の前に差し出されたのは、どう見てもいつもお茶を飲むために使っているマグカップだった。そこからは見るからに熱そうにもくもくと湯気が立っていて、鉄のスプーンが持ち手を覗かせている。
…蝋燭やら電球の熱で責めるっていうのがあるらしいけど、まさか、これをひっくり返しでもするつもりなのか。
「……っ、」
「…クク、怖いですか?可愛いですね。大丈夫です、貴女に残る傷は負わせませんよ。貴女は私の大事な女性ですから。…残る傷は、ね」
「こ、怖いよ、その言い方…っ、痛いのは、」
「お黙りなさい、往生際が悪いですよ」
細い指先で彼はスプーンを摘むようにして抜き取り、シャツの裾で少し拭った。少し緩んだ頬と恍惚とした瞳は紛うことなく私に向けられて、光秀の中でこれから私をどうするつもりなのか、冷や汗がつうと流れる。
彼はそのスプーンを手にしたままベッドに上がると、私の右側に手を付いてそれを私の胸元に押し当てた。
「熱……ッ!?」
「それはそうでしょう、わざわざしばらく湯に浸けておいたんですから。…火傷するほどではないでしょう、したとしても日焼け程度です」
「ひ…ッ、あ、熱い!やっ、やだ…ッ!」
金属というのは熱伝導性というのを持っていて、丁度こんな風に熱いものに付けておくとその温度が移って高くなっていく。その程度かなり昔の、小学生だったくらいの頃に習いはしたけれど、まさかこんなことに使われるとは思わなかった。
直接ぶっかけられなかっただけでも良かった…、とはいえ、じゅっという幻聴が聞こえそうなくらいにはそれは熱く焼けつくようで、胸元の薄い皮膚がひりついて痛む。
痛みから逃げようという自然な反応で反射的に身を捩るが、晒された脇腹にまた同じように熱を加えられ、私の身体は何度も左右にくねくねとのたうった。
「…や、やぁ…ッ!やめ、やだぁ…っ」
「ここも苛めてしまいましょうね」
「やっ!やぁ、んッ!やだ、あぁ……ッ!」
少し尖った胸の先端もそうして責められて、あちこちに熱が残って、まるで身体自体が熱を孕んでいるように感じる。敏感な部分まで好き勝手に弄ばれて、これじゃあまるで私が玩具だ。
興奮しているのだろう、息を荒くして、光秀は私の脚の間へとそれを向けた。
「…そろそろ少しは冷めたでしょうか。貴女のここも寂しそうで丁度いいですね」
「……っや、やめて、入れちゃ……!」
「あれが入ったのだから、これが入らないわけがないでしょう。…それにほら。こんなにも物欲しげに涎を垂らしているのに、放置なんて可哀想だとは思いませんか?」
「…あぁっ、は……、ぁ、や、あ…っ」
指が二本、中の粘膜をぬるぬるといやらしく掻き撫で、私の不本意な興奮を煽る。どこか誘うように少し浮いた腰を抱かれて、熱い金属の先が私の大事なはずのところに添えられた。
そこまでいって光秀が引き返してくれるはずもなく、今まで外からだった熱が、内側から強烈に伝わってくる。
「……ッ!ひ…!ぁ……!」
「…おやおや、次々溢れてきますね。快楽か興奮か…どちらでも嬉しいですが、まだ少し物足りなさそうだ。…ああ、必死に主張しているのに、こちらを放っておいてしまっていますね。せっかくなので構ってやりましょうか」
「ああッ!痛いっ…、いた、い、ああ、あつい…、こんな、に、」
陰核に噛みつかれたような痛みが走って、びくっと腰が跳ねる。…洗濯ばさみまで、彼にかかれば責め具になってしまうらしい。
痛みと熱さで秘部をめちゃくちゃにされて、それ以外の感覚がひどく鈍感になっていく。両胸の突起も同じように責められ、背筋がぴんと沿った。陰核の裏辺りのざらつきをくりくりと弄るそれに、どんな種類の熱なのかさえわからないものが電流のように神経を伝って広がる。
「……っ、光秀ぇ……っ、痛いの、だめ…」
「…駄目だなどと、素直ではありませんね。飼い犬に必要なのは、餌を与えられれば喜んで尻尾を振る意地汚さと素直さですよ」
「ひゃぁあんッ!は、ぁ、あぁ、だめ…、こわれる、壊れちゃう…」
陰核の洗濯ばさみを引っ張られて、自分の喉から出た声は何故か媚びるように蕩けていた。頭が、本当におかしくなってしまいそうだ。常識が変わってしまって、価値観までぐるぐると回る。
「あぁ…、だめ…、なのに…、だめ、なのに、わたし、私…っ」
「おや、もしや由香…、達しそうなのですか、こんなことで?嫌がるそぶりを見せて被害者のような顔をした癖に、身勝手ですねぇ。可愛げのない子はイかせてあげませんよ?」
「…っぅ、あぁあッ、や、っやだ…っ、っん、あ、っあ…っ!」
固い鉄が、少し乱暴に私の弱点を擦った。じんと痺れるような快感が、もう熱も痛みも判別がつかなくなって身体の奥に篭っていく。
がりがりと理性が削られていくような、崖っぷちにいるような行為の中で、初めて感じるような恍惚がとうとう誤魔化しきれない大きさへと変容していくのは、もう私自身でもどうしようもなかった。
…やっぱり、結局いつも、私は彼に把握されてばかりだ。
「……せて…」
「…何ですか?由香」
「……っ、イかせて……、イか、せて…ください……、もう、私…、いい、から…、光秀の…、何にでも、なる、から…もう…っ」
痛みも羞恥も快楽も、もう我慢できない。
負けを認めれば、本当に嬉しそうに光秀は笑って、ぐちゅぐちゅと中を鉄の先で掻き回し、私の懇願に応えた。
「ええ、良い子ですね。これから貴女は私の雌犬です…、最初のご褒美です、ありがたく受け取りなさい」
「…っあ!あっ!ああっ!ああ…!いい、あ、あ……ッ!ああ…っ!」
今までにないほどいやらしく、自分の身体が痙攣するのを感じる。
屈服してしまえば私の中を占めるのは純粋な快楽だけで、恍惚とそれを受け止めた。