元就、私の御主人様になってください! 裏
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「…っご主人様…」
「我慢ならぬか?…無様な」
全裸のまま、元就の視線に晒されながら立ち尽くす。
命令されていないから動くこともできないし、ローターを取り出すことだってできない。羞恥から逃れる術はなくて、せめてもの逃避として両脚を閉じてもじもじと擦り合わせた。
恥ずかしさとローターの振動に劣情を掻き立てられて、滲み出た愛液で両脚の間が湿っていく。…早く、酷く触れてほしい。いつも通りの冷たくこちらを見下すような表情で、私を嬲ってほしい。
「そうも物足りぬか」
「…っ、はぁ、私…っ、ご主人様、じ、焦れてしまって…っ、もう、」
「…ふむ、ならばこうするか」
こちらに歩み寄ってくる元就。
…何をするつもりだろう。なんとなく彼は、そう簡単に私に応じてくれない気がするけれど。今までだってそうだった、何かを元就に頼む時には、それ相応の対価というものが必要だったものだ。今まではお菓子で済んでいたけれど、きっと今日に限ってはそうはいかない。
ぬぷ、と音を立てて、彼は愛液に塗れたローターを私の中から抜き取った。微かな刺激にぴくんと反応する私をよそに、元就の足はまたベッドの方へ向かう。
「どのように触れられたいか、貴様自身で示してみるがいい」
「は、はい…、ご主人様」
どうやら、今回の対価は、私のより一層の羞恥らしい。元就は、私にここで自慰をさせたいようで、動く気配もなくこちらを見つめている。
…いつも思うのだけれど、彼の視線というのは本当に強制力が強い。元就に見られていると意識しただけで、私の身体はコントロールをなくしてぺたりと座り込んでしまった。
無言の催促に押されて、そっと両手を自分の胸に向ける。
「、ん…」
「そこをどうされたいのだ?」
「…胸、を…揉んで、ち、乳首を…摘んで、引っ掻かれたい、です…、んんっ」
そう言いながら、私はその言葉通りに乳首に爪を立てた。
実を言うと、実際にいつも自慰をする時はあまり胸は触らないのだけれど、彼にどのように触れられたいかの答えならば話は別だ。…元就の綺麗な爪で乳首を引っ掻いて虐められたら、そう想像するだけで下腹部が熱を持つ。
そのいつもより数段熱くなった秘部に、私はいつもの手順を思い出してそろりと手を伸ばした。より自慰がしやすいように、冷たい床に背中を預けて上向きになる。
「はぁ…、つ、次に、下を」
「…下?違うだろう、はっきり申せ。ここは何だ、由香」
「…そ、その…」
「何だ、由香」
「…お、まんこ、おまんこ、です…っ」
どこまでも冷静に問い詰められ、私は絞り出すようにそう答えた。
少しの躊躇いを見抜かれていたらしい。言わされたあまりにも直接的な淫語に、裸を見られるのとはまた違う恥じらいがのしかかってくる。
脚の間、秘部に指を伸ばせば、やはりというべきか、私のそこは興奮しきってドロドロに蕩けていた。
「あ、ぁ、は、すごい、濡れて…っ」
「はしたない…、こうもなるほど、何に興奮したのだ、由香?」
「はぁ…っ、ぁん、あ、私…ご主人様に…ご主人様の前で、恥ずかしいことをさせられて…興奮して、しまって…」
そう言っている間にも、愛液は次々溢れて、私の指先を濡らしていく。
この告白にさえ恥辱と共に快楽を感じてしまうのだ、本当に、私はどうしようもない。
身も心も、完全に彼に支配されて屈服してしまってから、ぐちゃぐちゃに抱かれたいと思ってしまう。前々から元就のことは理想的な主人だとは思っていたけど、ここまで自分の欲求に歯止めが効かなくなってしまうなんて予想してなかった。
「ほう。…そのような醜態を他人の前で晒すなど…、我なら死にたくなるがな。辱められたいと言うか」
「…っあ、ご主人様、それは」
すっと彼が取り出したのは、緑のスマホケースに入った自分のスマホだ。
最近買い替えたばかりのそれは結構新しい型のもので、容量も大きく画質も良い高級品だったと記憶している。
「ならば、貴様の痴態、記録に残しておいてやろう。服も着ず男の前で自慰に耽る姿など、見事な生き恥であろう?」
「あ、…っや、撮っ…!?」
軽い、ピピッ、という音がして、彼の視線が私からスマホの画面に移った。詳しくは、スマホの画面を通してこちらを見ているのだろう。
こちらに向けられている外カメラから、私の身体も表情もデータとしてスマホの中に蓄積されていっている。
その事実に羞恥を覚えながらも、辱められる感覚に官能を煽られてたまらない私を、元就は一つ、鼻で笑った。