半兵衛さん、私の御主人様になってください! 裏
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ぐちぐちと、水気を多量に含んだ穴を掻き回す音が聞こえる。ローションと腸液が混ざり合っているのだろう、違和感はまだ流石に消えないが、あまり痛みはない。
…時計の確認はできないけど、私の体感時間からして、もうそれなりの時間こうして後ろを弄られているのではないだろうか。
ローションの滑りに頼って小指を何とか押し込んだはずの後ろが、今では小指と薬指を同時に呑み込めるくらいには拡張されているのだ。
「ッぁ…あっ、んんッ、んッ、ぁっ」
「…どうだい?痛くはないかい?」
「いた、くは、ないです…なんだか、変なかんじで…ーッは、あぁ………っ」
後孔の内壁が、半兵衛さんの動きに合わせて、ぐにぐにと形を変える。
今まで誰にも、それこそ自分でさえ触ったことがなかった場所を広げられ、調教されることに、私の頭は奇妙な快感を見出していた。
直接的な快楽ではないにせよ、被虐の悦びにより一層私の身体は蕩け、彼にされるがままに愛液を溢れさせる。
身体がいい感じに脱力しているのも、案外スムーズに拡張が進んでいる原因のひとつなのだろう。少しずつ、内壁の感度が引き上げられていく。
膣と比べれば全然まだまだ鈍感だけれど、最初は違和感と鈍痛に耐えるだけでいっぱいいっぱいだったのを考えれば凄い変化だ。
微かな喘ぎ声が、確かにこの調教が功をなしていることを示している。
「ぁ……っ、あぁ、ご主人様、ご主人様ぁ…っ、はぁ、ぁ……ッ、ま、前が、もう、疼いて」
「おや、欲しがりだね。僕は今君の後ろを調教するので忙しいんだけど…、これでも入れておくかい?」
「っ!」
四つ這いになった私のそこに、何か無機質で固いものが押し当てられた。
夜の玩具と呼ばれる類のものだろうか、今日、ずっと興奮状態のまま放置されていた奥が、刺激の気配を察知してドクドクと脈打ち始める。
…欲しい。気持ち良くなりたい。中を、何でもいいから何かで満たして擦らないと、気が変になりそうだった。それくらい、焦れていた。
「…っ、ぁ、お願いです、それ、も…入れて、ください…っ」
「全く君は、こちらにもあちらにもと…、咥えこむしか能がないのかい?…ああほら、こちらももう人差し指と中指が入りそうだよ」
「あッぁっぁああ!あ、ぁ…っこ、んな…っ、両方、に…あぁっ!」
体内に、自分ではないものが入り込んでくる感覚。前からも、後ろからも。
…まるで、脳天まで一気に何かで串刺しにされたみたいな衝撃だ。私の身体は、その快感に水あげされた魚みたいにびくびくと跳ねる。
前だけなら飽き足らず、二穴で何かを受け入れたいと強請る私は、どれだけいやらしい女なんだろう。
苦しさを伴うほどに押し付けられる快感は、段々と私の中で飽和し、ぐるぐると暴れ回り出した。
バイブも、私の急所に的確な角度で振動を与えてきている。バイブの形状と半兵衛さんの手腕のできる技ということだろうか。
…こんなの、逃れる術なんてある訳ない。
「ひ…ッ、あぁ、ぁ、あッ、イッ、ちゃう…!」
「…残念」
ようやくの絶頂に身を委ねようとしたその時だった。
指と玩具を私の中から引き抜く、ずるっ、という音がやけに大きく聞こえる。
彼は責め手を一気に緩めて、私が迎えるはずだった絶頂を奪い去ってしまったのだ。