Sっぽい官兵衛 裏
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「あは…ッ、はぁ、ははは…ッ!ひぃぃい!あはははは!ッはぁ、やだぁ!はぁ、は…ッ、ははは、…ぁ、ははッ!」
「どうだ、擽ったいか!」
官兵衛さんの指先が、太さのわりに繊細な動きで、私の脇腹やお腹、脇の下や喉元を無遠慮に擽る。
…これは駄目だ。続けられると、冗談抜きで死ぬ気がする。死にはしなくても、その内気絶する気がする。
「擽ったい!もう我慢できないっ!離して!謝るからぁ!やッ!ぁぅうっ!ははははは、あははッ、は、はぁッ、ぁ、やぁん!」
…思考がはっきりしなくて、自分がどんな声を出しているかもわからない。
開きっぱなしの唇の間から、唾液が流れていく。
逃げ出す手段もなく、擽られすぎでキャパオーバーらしい身体は、ビクッとちぐはぐな痙攣を繰り返していた。
「はーーッ、はーーッ、ゆるして、だめ、おねがい、官兵衛さん…っ、ひ、ぅうッ!」
「本当に反省してるのか?」
「した…っ、した、からぁ……!だから、もう、これ、やめて……、ごめんなさい、官兵衛さん」
「…じゃ、勘弁してやるよ」
私がそうやって謝れば、その言葉と共にようやく彼の手が私から離れた。
…くそ、暇つぶしのはずが、逆に遊ばれるはめになるなんて。後で半兵衛に言いつけてやる。
そう呪わしく思いながら、激しい呼吸を何度も繰り返す。これは、擽られた時間分くらいは元に戻らなそうだ。
擽りって侮れない。一番身近で手頃な拷問だ。
「はぁ…、はぁ…、官兵衛、さん…」
「あとは仕返しはこれくらいにして、仕置きでもしてやろうかね」
「…え、ちょ…っ、ま、待って…!」
息を切らしながらも、官兵衛さんの肩をがしっと掴む。
冗談だよね、と聞くと、官兵衛さんはニヤッと唇の端を引き上げた。
それは、あまり見れない官兵衛さんの悪巧みの顔だった。