元就さんと私の秘密 裏
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「ん…っ」
…揺れる電車の中。
私がしばらく違和感に耐えていると、そのぞわぞわする感覚は、少し違う場所に移動した。
その手は、私が抵抗しないのをいいことに、下着の上から中心を触ってきたのだ。
「ひ……」
先程までと同じように、指先は私の割れ目を前後にゆっくりと擦っている。
その指は細く、下着の上からでも一点に感覚が集中して、つい必要以上に意識してしまう。
そのうち、腰のあたりから背中まで、じんじんとした熱が走るようになると、私は自分の身体が信じられない思いで、柱をギュッと強く握った。
下着がぬるつく感覚。指は変わらない、単調な動きを繰り返しているはずなのに、私が感じる刺激は強くなるばかりだ。
滲み出てきた愛液を絡めた指は、そこをより早く擦るようになり、腰から、身体から、力が抜けていく。
「は……ん、(…多分、私が感じてるの、バレちゃってる…、こんなのに感じるなんて私、なんかすごくHな子みたい…)」
抵抗できないまま、下着の隙間から指が入り込んでくる。
酷く濡れた下着の中で指を滑らせた相手が、後ろで少し、笑う気配がした。
「ん、うぅ…っ」
くちゅ、と密やかな水音をたて、指がそこに差し入れられた。
中に異物が侵入してくる感覚は、普通なら不安になるはずなのに、言葉にできないような快感に、吐息が漏れる。
…ずるり、と入ってきた指は多分三本くらいで、細いとはいえそれほど痛みもなく入れられてしまったのが、さらに羞恥を煽った。
指は、中でバラバラに動き、私のイイ所を探ってくる。少しキツい中で、もぞもぞと肉壁を弄られるだけで、びくりと身体が跳ねる。
愛液が掻き出され、太腿を伝っていく。
それほどまでに私は濡らしてしまっていて、人に見られたらすぐにバレてしまうのに、恍惚と緩む顔は止められない。
「っぁ」
思わず漏れた声。
確認するように、もう一度、二度、とそこをさざなみのようにゆっくりと撫でられる。
両手で口を押さえて声が出ないようにはしたけれど、その分身体に快感は出てしまっていて、ふるふると奥に当たる度に震えていた。
痴漢に、弱点を探り当てられてしまった。
となれば、行く先は一つだ。
案の定、指は少しずつ、私の中を抉る速度と深さを増していく。
こんなところで、なんて、駄目、なのに。
おかしく、なってしまいそう。
中に入ってくる指に、無意識に弱点を擦り付けるように腰が動く。
そちらがその気ならというように、痴漢はもう片手を私の蕾に回して、下から擦り上げた。
イク、と、一瞬思った。
そして私は、それから逃れる術を持っていなかった。
「ひぅ……んんッ!ん…ーーー!」
ビクビクと震える身体。
はくはくと、酸素を求める金魚のように口を開閉する。
生まれて初めて他人から与えられる絶頂を、私は電車の中で経験してしまった。