ボーダーライン
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
こんな所、真田にでも見られたら「中学生がふしだらなことをするな!!」とか言われそう。
別にふしだらなことじゃないけど。
ってゆーか、いつの間にか仁王の片手は私の頭を撫でてるし!!
すごいイチャついたカップルのランチタイムじゃない!!?これ!!!
辺りを見渡すと私達と似たようなことをしてるカップルが、あちこちのベンチにいる。
なんだもう完璧な恋人同士だよ!!!
誰が見たって私達は付き合ってるように見えるよね。
ブン太の嫉妬じゃなくて仁王ファンの嫉妬を買いそうで怖いけど。
「ねぇ、仁王…」
私が仁王を見上げると、仁王の視線はドコか遠くを見ていた。
ドコ見てるの?
通路の方…?
「どうかした?」
「…ん?」
「何を見てたの?」
「別に。ただボーッとしとっただけ」
「ポカポカ日和で眠くなった?」
「マネの頭が触り心地良くてな。幸せボケじゃ」
「は?」
なんとなく誤魔化された感じがした。
何をどう誤魔化したかは分からないけど。
「空揚げ食いたい」
「あ、うん。いいよ」
「あーん」
「またぁー?」
「基本じゃろ?」
基本かよ!!
仁王のペースに乗せられてる感じがしないでもないけど、なんとなくこのゲームが楽しくなってきた。
お弁当か…。
挑戦してみようかな。
.