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仁王を追いかけて「そんなゲームやんないからね!!」って叫んだ。
ただ仁王は振り返って「プリ」と言っただけ。
どっちだよ!!!
#6 ゲーム
「うっわ!!この人すっげぇ!!!ジャッカル先輩!この乳はどーッスカ?」
「あー‥形がなぁ…」
「サイズも形もこだわりやがって。贅沢なんだよお前は」
HRが終わって部室へ行くとブン太、赤也、ジャッカルがエロ本を見て騒いでいた。
最悪…。
男3人でエロ本を囲む姿はカナリ滑稽だ。
…と、そう思うのにたまに聞こえる「すげー」って声に反応する自分が嫌になる。
赤也とジャッカルが巨乳好きなのは知ってるけど。
ブン太って…。
そういや恋愛系を含め下ネタもあまり話したことがないな。
「丸井先輩はどんな乳が好きッスカ?」
「んー?コレとか」
な、何!!?凄い気になるんですけど!!!
「へー、丸井先輩って巨乳好きじゃなかったんスね~」
マジ?ブン太って貧乳好きなの!?
「デカすぎって返って微妙なんだよ」
ブン太ーー!!!
ちなみに私Bカップなんですけど!!!
手の平に余るサイズですけど!!!
あ、でもまだ成長期ですけど!!!
好みですか!!?
「やっぱCくらいが調度いいよな」
Cかよ!!!
あ、でもあと1カップUPすればいいだけのことだしね!!
頑張れ私!!!
と、3人の後ろ姿を遠目で見ながら自分の胸を胸元から覗き込んで見た。
Bって切ない…。
「何しとんじゃマネ。胸なんぞ覗き込んで」
「!!!?」
人差し指でシャツを伸ばし、胸を覗き込んだ私の背後に仁王。
い、いつの間にっ!!?
ってゆーか、まさか見え…っ!!!
「可愛いブラじゃの」
見られたぁーーーっ!!!!
「見ないでよ!!仁王のバカ!!!」
「見えてしまったもんは仕方ないじゃろ」
「忘れてください!!!!」
「ピンクのチェック?」
恥ずかしすぎるんですけど!!!
さっきまでエロ本に夢中だった3人が私と仁王が騒ぎ出したのに気付いてこっちを見ている。
や、こんな時に集中しないでよ!!!
「何してんだ?お前等」
案の定ブン太に聞かれました。
仁王!!言ったら殺す!!!
と、目で合図した。
すると仁王は私の目を見て“わかってるよ”と言ってるような顔つきになった。
本当に分かってんの?この男。
「あのなマネの今日のブラはピンクのチェックじゃ…」
「仁王ーーーーーっ!!!!」
恥ずかしい私は俯きながら笑ってる詐欺師の胸をバシバシ叩いた。
あー、もう!!だから私とブン太ってそうゆう話したことないんだって!!!超恥ずかしいって!!!
「おいおい。あんまりマネをからかうなよ仁王」
「なんでそんなこと仁王先輩が知ってるんスカー!?」
と、ジャッカルと赤也。
私の一番反応が気になっていたブン太はガムを膨らませながら
「たまにTシャツから透けて見えてるじゃん」
と、言った。
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