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「あれだよ!!もしあたしが泣いてるように見えたとすれば、それって光の加減じゃない?ただでさえ大きくてキラキラした目をしてるんだもん。そうよ、うん。きっと輝いてたせいね」
仁王に話す隙を与えず一気に早口でまとめた。
「ま、そーゆうことだから。勘違いしないよーに」
そう余裕をかましたように笑って仁王の肩を叩いた。
「まぁ、お前さんがそう言うなら、そういうことにしといてやるよ」
「しといてやるってゆーか、そうなんだって!!!」
仁王相手にムキになっても絶対勝てないのは分かってる。
ムキになるだけムダなのも分かってる。
けれどヒートアップしてるし仕様がない。
「ククッ。可愛いのマネは」
そう言って頭を撫でる仁王。
本当にコイツは何かと触ってくるの好きだな。
「ちょっと!可愛いって何が?顔?そんなことは知ってるけどさ」
ちょっと自画自賛してみました。
そんな私に仁王は笑って
「顔も可愛いよ。でも丸井のこと好きなのに否定しようとする仕草はもっと可愛いぜよ」
え?
好き?
私ブン太のこと
好きなの?
「マネあぶねぇっ!!!!」
そう誰かが叫んだ瞬間、私の目の前は真っ暗になった。
あの声はブン太?
私いったいどうしたんだろう。
頭が痛い。
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