夜の魔法?
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
帰り道。
「マネ先輩ってさ、たまに部活の時、髪上げてるよね?」
「うん。夏場は特に」
「ミーティングの時とか、たまに眼鏡かけてるよね」
「うん。あまり目よくないんだ」
「ご飯食べてる時幸せそうな顔してるよね」
「美味しいものを食べる時って幸せじゃない?」
「運動神経は悪いけどよく動き回ってるよね。活発ってゆーか…かと思いきや、急に落ち着いて考え込んだりしてるし」
「マネージャー業を好き好んでやるくらいだから運動神経とは別に身体を動かすのは好きだよ。考え事してる時は確かに周りが見えなくなることあるけどね」
「先輩って結構スラッとしてるし、指もキレイだったりするッスよね」
「え?そうかな…」
「あと、よく菊丸先輩と仲良く話してるよね?」
「英二は昔から気が合うんだよねー」
ってゆーかリョーマさっきから何が言いたいんだろう。
「おまけに、おっちょこちょいだし…」
「うっ!!何よ!!」
「別に。敵が多すぎって思っただけ」
「敵…?」
何のことだかサッパリですが。
「負ける気はしないけど」
「…?」
リョーマってば、なんだかよくしゃべるなぁ…。
どうしたんだろう。
それにしても今回の私のドジ連発には私自身もビックリだわ…。
「どうしたら治るかなぁ。あたしのドジは…」
「一生治らないでしょ」
「ひどっ!!」
本気でヘコむよ!!
繋いでる手は優しいのに相変わらず生意気だし!!
確かにウソは言ってないけどさ、正論だけどさ!!
「落ち込まないでよ。いいじゃん別に。俺はそうゆうとこ…」
「え?」
「………」
「リョーマ…?」
何?何て言おうとしてるの?
聞きたい。
聞きたい。
こんな気持ち…どうしたの?私…。
「“そうゆうとこ…”なに…?」
「言わすの?」
「言ってほしいんだもん」
「…別にいいけど」
照れたように俯くリョーマ。
私が期待する返事を待っててもいい?
「俺はそうゆうとこ、全然年上に見えなくて面白いし治さなくてもいいと思うよ」
「えぇ!!?」
期待はずれだよ!!!
何だよリョーマのバカ!!!
「ははは」
何その笑い方!!
私からかわれた!?
もう!!後輩のくせに生意気なんだから!!!
「まだまだだね」
**********
翌日、部室にて。
「マネ、昨日部室の鍵を閉め忘れただろう」
「え?」
部室で手塚と会った開口一番がそれだった。
「お前が部誌を書き終えた後、俺は一度部室に戻ったんだ」
やっぱり!!私が閉め忘れてたのは当たってた!!!
「でしょ!?絶対鍵閉めてないと思ってたんだよね。やっぱりあたしの間違えじゃなかったんだ!!」
「…なぜ閉め忘れて喜んでいる?」
「え?や、色々とあって…」
ヤバイ!!手塚怒ってるよ!!
いつも怒ってるような顔だけど!!
こうしてまた、こっぴどく説教されるのでした。
アトガキ→
「マネ先輩ってさ、たまに部活の時、髪上げてるよね?」
「うん。夏場は特に」
「ミーティングの時とか、たまに眼鏡かけてるよね」
「うん。あまり目よくないんだ」
「ご飯食べてる時幸せそうな顔してるよね」
「美味しいものを食べる時って幸せじゃない?」
「運動神経は悪いけどよく動き回ってるよね。活発ってゆーか…かと思いきや、急に落ち着いて考え込んだりしてるし」
「マネージャー業を好き好んでやるくらいだから運動神経とは別に身体を動かすのは好きだよ。考え事してる時は確かに周りが見えなくなることあるけどね」
「先輩って結構スラッとしてるし、指もキレイだったりするッスよね」
「え?そうかな…」
「あと、よく菊丸先輩と仲良く話してるよね?」
「英二は昔から気が合うんだよねー」
ってゆーかリョーマさっきから何が言いたいんだろう。
「おまけに、おっちょこちょいだし…」
「うっ!!何よ!!」
「別に。敵が多すぎって思っただけ」
「敵…?」
何のことだかサッパリですが。
「負ける気はしないけど」
「…?」
リョーマってば、なんだかよくしゃべるなぁ…。
どうしたんだろう。
それにしても今回の私のドジ連発には私自身もビックリだわ…。
「どうしたら治るかなぁ。あたしのドジは…」
「一生治らないでしょ」
「ひどっ!!」
本気でヘコむよ!!
繋いでる手は優しいのに相変わらず生意気だし!!
確かにウソは言ってないけどさ、正論だけどさ!!
「落ち込まないでよ。いいじゃん別に。俺はそうゆうとこ…」
「え?」
「………」
「リョーマ…?」
何?何て言おうとしてるの?
聞きたい。
聞きたい。
こんな気持ち…どうしたの?私…。
「“そうゆうとこ…”なに…?」
「言わすの?」
「言ってほしいんだもん」
「…別にいいけど」
照れたように俯くリョーマ。
私が期待する返事を待っててもいい?
「俺はそうゆうとこ、全然年上に見えなくて面白いし治さなくてもいいと思うよ」
「えぇ!!?」
期待はずれだよ!!!
何だよリョーマのバカ!!!
「ははは」
何その笑い方!!
私からかわれた!?
もう!!後輩のくせに生意気なんだから!!!
「まだまだだね」
**********
翌日、部室にて。
「マネ、昨日部室の鍵を閉め忘れただろう」
「え?」
部室で手塚と会った開口一番がそれだった。
「お前が部誌を書き終えた後、俺は一度部室に戻ったんだ」
やっぱり!!私が閉め忘れてたのは当たってた!!!
「でしょ!?絶対鍵閉めてないと思ってたんだよね。やっぱりあたしの間違えじゃなかったんだ!!」
「…なぜ閉め忘れて喜んでいる?」
「え?や、色々とあって…」
ヤバイ!!手塚怒ってるよ!!
いつも怒ってるような顔だけど!!
こうしてまた、こっぴどく説教されるのでした。
アトガキ→